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No.106105 Re: 自分に自信が持てない

あなた、あなたの最高に良い部分をすぐに解りました。
あなたはさすが医学部に進学しただけはあります。
ピンキリはピンキリでいろいろあるけれども一応その道を進んでいると想定
し、一般論で思うものです。

あなたの美点は、自己分析ができ、自分を客観視できていることです。
これは実は人生の要諦であり、これができる人とできない人とでは、他者へ
の配慮と関わり方がまるで違って来るのです。
あなたは自分の美点を思い、明るく進むべきなのです。あなた流の接し方で
いい、自信でなくてもいい、自己を認める肯定で生きなさい。
自分を肯定しないとすべてがネガティヴに陥ります。
そして、この肯定は反省を勇気に自分でする思考のことで、反省は必要です。
（あなたは真に反省はしていませんよ）

そして、そんなあなたの美点で問題が浮上する。
それは、事実を解り把握できるので、躊躇や引っ込み思案、ないし、極度の
劣等感を生んでしまうことなのです。
自分を知る者の、それが故の苦悩とは、劣等感なのですね。
でも幸い、あなたは劣等感転じた「意地悪」が漂っていないのはせめてもの
救い、それすなわち、流石はお医者の卵です。

あなた、自分の身体を受け容れなさい。
何度も言いますが、あるがままを認めて、それを愛してもらえる愛をまとう
ようにしなければ人生の喜びはありません。無理はどのみち破綻する。
あなたの白い肌は、黒く不潔より七難隠すもの。それを気味悪く思われるか
聖潔に思われるかは、あなたの自己肯定と自信の成すセンスです。
黒い美もあれば白い美もある。黒く逞しいあなたのゲイ幻想を払拭なさい。
あなたと羨望やエロス期待と自己の肌の白さは別ものです。

そして、一番気になるのは、そこまでの道にありながら、
あなたは自分を卑下する時間の浪費で、真に医学も交友もできる力の最大限
をまるで尽くしていない努力不足です。外面的にはかろうじてあなたの内面
のようにあなたは観られていないのでしょうが、
それでも、あなたには、あなたが丸々自然でない違和感がどこかで漂い、
あなたの恋までも不可能にしているような気がします。
色覚異常も、あなたが乗り越える、だからこそ他者の痛みが解るあなたの
医師としての器量を試す十字架なのです。運動音痴は運動の器量がいかに身体
で重要で素晴らしいかを真に知るあなたの十字架です。
あなたは自分に無いものを尊重できる医師になりなさい。
そして、言葉の重要性も看過してはいけません。医師の優劣、定評は口にある
のです。どのような親身や思い遣りが患者に与えられるか、それは全部言葉
に宿っています。

いいですね。あなたは先ずは自分の劣等感を軌道修正する思考を模索し、
同時に、今最重要な医学の初心を思い直しなさい。他者との交流が医学の
原点なのです。その交流は、あなたもまたどんなあなたでも認めてもらう道
なのであり、そして、あなたは自分の悲しみを他者への愛情に変えて診察
する医師にならねばいけません。

真理之丞十字架 (2011/02/05 Sat 18:44:07) pc *.18.177.128

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