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No.125949 Re: もし戻れるなら

僕にも昔好きな女の子がいました。とてもチャーミングで賢い人で、彼女と結婚して子供を作ったら楽しいだろうな、と考えましたが、結局そうはなりませんでした。彼女よりももっと好きな男性と出会ってしまったからです。

その時の僕には、しゅうさんのように「どうしてもゲイである自分を受けいれない」という強い克己心はありませんでした。自分では抑えられないくらい、その人（男性）を好きになってしまって、その後の人生の見通しがどうとか、全く考えられない子供でした。

その男性とは10年交際して別れましたが、今も家族のような行き来があります。
彼女は3年後に結婚しましたが、今も友達です。（ちなみに彼女とは二人で旅行したり、ご両親の住む田舎の実家に泊まりにも行きましたが、セックスはありませんでした）

しゅうさんが書かれたような投稿文を目にする度、もし彼女と結婚していたら…と考えます。10年交際した彼が今現在の自分に多大な影響を与えたことは事実で、一緒にいられた時間はそれまでの人生でもっとも輝いていましたし、彼には感謝してもしきれませんが、それでももし、彼女と結婚していたら、それはそれで別の輝きを持った幸福な時間を過ごせただろう、と僕は思います。彼女のご両親は非常にユニークで、自分の両親以上に尊敬できる人たちでした。

前段が長くなりましたが、もしあのときに戻れるなら、僕は彼女と結婚するかもしれません。頭に思い描く別の未来は決まって美しいものです。叶わなかった〈彼女との結婚〉には染み一つありません。
けれどもあのときと同じように彼が現れたら、やっぱり僕は彼を選びます。

しゅうさんが、30歳の彼女と別れたら、もう女性と付き合うことはない、と考えるのは何故でしょうか？
本当の自分に嘘をついて女性が好きなふり？をするのは懲り懲りだ、ということなんでしょうか。
そうではなく、彼女以外の女性に惹かれるなんて考えられない、それくらい彼女の存在は大きかった、ということなら、まだ彼女との関係を修復することはできるのでは。

ゲイだろうがノンケだろうが本当に好きになれる人と出会えて、両思いになれるチャンスはそうそう訪れません。
あなたの性的満足を満たしてくれる男性はたくさんいるかもしれませんが、あなたが彼女を思ったほど（彼女以外の女性とは付き合えないというのを好意的に解釈して）のめり込めるゲイに出会えるかどうか定かではありません。

しゅうさんにはゲイフォビアの傾向があり、それが〈防波堤代わり〉という不適切な表現になったしまったのだと思いますが、彼女は子供を産むための道具ではありません。そんなことは分かりきっていると思いますが、結婚しても子供に恵まれない、という事態もあることを考慮する必要があるでしょう。
それでも構わない、と思えたら、ここで相談なんてしてないでしょうから、二人で妊娠検査を受けて問題がないのを確認してから、結婚するのでも何ら咎められることはないと思います。

アンディ (2011/05/12 Thu 07:09:57) pc *.139.169.32

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