ゲイとして生きていく上での心や体の悩みを相談してみよう。ネット上にいる兄貴や弟が相談にのります。
あなた、あなたの問題は、ゲイに漠然とでも有る孤独さや淋しさ、
そして、人一倍感性が鋭い繊細さの裏返し、
そして、性を感じて人を観ない妄想癖 が関係しているのです。
つまり、ゲイは自分が周囲に対して閉ざしている本音のぶんいつでもどこか
で淋しさを抱かえていて、いつも本当の自分と見せかけの自分との
鬩ぎ合いで生きていることが多いので、
そのひた隠しの悲しみや辛さが、本当の相手を求める渇望としてその共通の
意識の相手には、冗談で茶かし刳るんでみたり、皮肉や憎まれ口をすぐに
吐いたり、そして、本当の愛し愛される彼を欲しい切望のゆえに、相手に
望むものを早計に考えてしまい、速攻速断で独り善がりに相手を拒否したり、
避ける、という言動に出てしまうのです。
もちろん、全員のゲイの方がそうであるはずはありません。
しかし、悲しくて辛くて欲しいゆえに、求めるものが大き過ぎるため、
相手の人間性の部分で、人として尊敬し、付き合う、付き合ってみる、
ということが少ないのではないかとあたくしは思うのです。
ネット社会でそれは加速度的に浸透し、ちょっと違うと実物の生身の人間に
会わない内から「違う」とひとりごちる。
本当の心と愛をとめどもなく追っかける愛に飢えた狂奔の時代になって
しまったのです。
ですので、あなたのおっしゃるように、先を急ぎ否定の幕を急ぐ永遠に
満たされない症候群の昨今といえるかもしれません。
ゲイの世界では、どこかに白馬に乗った王子様が居る、という幻想よりも、
案外広いようで狭い世間、ということがいえるほど、愛の対象は実は少なく
て永遠の色彩の広がりなど有る筈もなく、その都市に、その町に、実は
24色の色鉛筆のようにそれ以上はあまり夢の人など居ないことも考えて、
あなたのような付き合いを求める道にでないといけません。
否定される悲しみの心を持った我々は、同じ性向の者を博愛の精神でみる
ような寛容性が大事です。
生理的なことも、ウマもありますが、真の彼は「きらい」とか「違う」と
思った相手こそ、そうなりうることの方が多いぐらいなのです。
だからあなたの疑問は間違っていません。
あなたは真に優しい大きな心根の人に出遭いなさい。そして、偏差値という
意味ではなく、真に賢い彼をみつけなさい。
辛辣や笑いなどで誤魔化さない、目の澄んだ真面目な人こそが彼なのです。
聴く耳をもつ、言葉を全部吐きださない、そうしたことも真の彼候補の
一つの指標です。慎みの向こうに本当の愛がある。
Vergiss-mein-nicht!どんな彼にもこの誠実で当たりましょう。いいですね。
真理之丞勿忘草 (2011/07/03 Sun 17:10:15) pc *.18.177.128
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