
ゲイとして生きていく上での心や体の悩みを相談してみよう。ネット上にいる兄貴や弟が相談にのります。
あなたは今どのような毎日でしょうか。
自分の中に渦巻くものは、自分を理解して欲しい自己主張の叫びという感じ
なのでしょうか。それとも、あなたは自分がどう進めばいいのかという迷い
の途に在って、誰かに「その道を謳歌できる」示唆をもらいたいのでしょう
か。誰かの声を訊きたいのか、誰かにあなたの腕を引っ張ってもらいたいの
かどうか、ということです。
だがしかし、この二つは同じようでいて、実は違う人生の道しるべのこと
が多いのです。
つまり、前者は自問自答を重ね、不安は解消されないけれど、社会性を
自分で培って行く自分デザインの道であるのに対し、
後者はともすれば驚きと羨望が同居したり、迎合することになったり、
まやかしで時に流されて行くことも多い危険を孕む、ということなのです。
もちろん、心を許せる、あなたが素で話せる友人は貴重です。
しかし、あなたはゲイである以前に、一人の人間、若者なのです。
あなたの年齢では、一途に悩み解消と称して知識の間口を広げる以前に、
その悩みをむやみに誇大させて潰れそうだと悩むよりは、今成すべきあなた
の課題に向かうべきなのです。
それはおそらくは勉学でしょう。勉学とは、読書し、同じ志を持つ周囲の中
で切磋琢磨すること、そういう「意識」のことです。
若さゆえの性の苦悩があるやもしれません。それを承知で言いましょう。
その悩みを棚上げしてでも、あなたはあなたが一人の大人としてどう歩むか
という自己の(自己本位でない)実際の修練に身を捧げるべきなのです。
あなたが良識を纏い、あなたが無知ではあっても誠実である場合、
あなたにふさわしいあなたの望む道と彼が向うからやって来ます。
人に愛を返せるだけの強いあなたになって欲しい。
それはゲイ人生よりももっと以前の段階の命題なのです。性に囚われた束の
間の安堵を得る人生のおざなりよりも、
あなたが自立し、自分で責任を果たせる道に出でて、自分の性の願望を成就
させることのできる道として行ってください。
その中での出遭いこそがあなたを幸福にするでしょう。
大海を泳げる「強いあなた」になって欲しい。
真理之丞メロス (2011/09/09 Fri 19:55:56) pc *.18.177.128
この回答が参考になった: 1人 (携帯からのみ評価可)