
ゲイとして生きていく上での心や体の悩みを相談してみよう。ネット上にいる兄貴や弟が相談にのります。
あなた、
・・・・・・わかった。
あなたにはどうすることもできない痛み。
どの方向に向かうべきなのかも見えない心模様。
せめて、と願うあなたの気持ちはもともと解っているのです。
でも、あなたを一時(いっとき)温めてあげても、
そんなあなたに、恋人が、行きずりの誰かが、ずっと沿って、愛を注ぎ
続けることはおそらくできません。
どこかの愛の主があなたといつも逢って肌の温もりをあなたに向けても、
それでもあなたは急に変わって生きることなど無理なのです。
あなたはあなた。いつも一人のあなたがあなたを歩み続けさせるのです。
人間は喜びはすぐに忘れてしまうのに、
受けた心の傷は終生忘れない。
このこともあたくしは曲がりなりにも知っている。
だからあなたに開ける扉のないまま出口のないことも解って書きました。
「年相応」がどうだというのです、
大学生のまま止まっていて、それがどうしたというのです。
恥ずかしいほど経験不足が、どうしたのです。
大切なのは、あなたの今働いているその姿一つと、
今からでも向かう、自分を恥じない道への心一つです。
あなたの痛みと涙を知って、誰がどうあなたを蔑み哂うものでしょう。
生きる、ということは、どういうレヴェルと次元であっても、
それを肯定して自分で受け容れて歩むこと。
あなたは、誰のどんな、誰の何と自分の未熟を比べて悲しんでいるので
しょうか。颯爽と一流の者だけが、そして人並みの者だけが愛し愛される
資格があるのではありません。
どんなことにもめげず、どんな恥をも隠さず、どんな過去も今は赦せる
ひたむきさだけでいい。
だから、あなたはあなたの辛さを誰にも訴える必要などありません。
本当にあなたを理解できる頭脳と心の人を探す道を考えなさい。
あなたが「吐露できる」関係を探すのではなく、
どういう人にも理解を向ける目と心を持った人を探すのです。
見てくれに、外面(そとづら)に、対面に拘るお粗末な男ほど貧しい者は
はいません。どのような状態でも一緒に歩もうとする人は必ず居ます。
そのためには、あなたはそういう人に適うあなたでなければならない。
あなたが今を恥じず、顔を上げて笑顔を向けるときに、
その笑顔の奥の何かを察知する人が出現するのです。
わからない、わかってくれないと失望するのは、
相手がわからないだけはある、あなたの過度の期待と違和感の照り返し
なのであって、傷をつまでも触っている人間に、ひたすら愛をくれる人
など居るはずもありません。
自信なんて要らない。自負なんか邪魔だ。
ただひたすらに今を元気に歩む、そんなあなたを好きと思う人が必ず出現
するでしょう。あなたは愛されなくてはいけない人なのです。
真理之丞木漏日 (2011/11/08 Tue 23:08:23) pc *.18.177.128
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