
ゲイとして生きていく上での心や体の悩みを相談してみよう。ネット上にいる兄貴や弟が相談にのります。
しんさん、こんにちは。
しんさんの
どんな辛い人生でしたか?
という問い掛けで
はっとした事がありました。
それは今まで生きてきた中で「辛さ」という出来事が自分の中から消えている事に気がづいた事です。
掘り起こして辛かった出来事を考えてみると
小さい時に父親が単身赴任で海外で働いていたので
幼い頃の父親の記憶という物がほとんどありません。
そんな反動からか父親と一緒に暮らし始めても
存在を認める事が出来ずに口を聞かなかったり
反抗ばかりしていました。
父親からすると家族の為に働いた結果
子供に無視される、という最低な事を自分はし続けていました。
数年前、心理学をしている人と話す機会があり
この出来事を聞いてもらいアドバイスをもらった時に初めて
なんとなく父親が嫌いだったんじゃなくて
側に居て欲しかった時に居なかった事が
幼心に許せなかったんだと認識をしました。
その方に
でもお父さんはその溝を埋めようと何かしなかった?か思い出してみてと言い
思い出してみると
小学生の頃海釣りが流行っていて近所の友達と早朝から行くと言えば
父が嫌な顔一つせず、みんなを拾い海へと連れて行ってくれたなと
その記憶にたどり着きました。
その瞬間、辛かったとか好きになれなかったとかいう気持ちよりも
申し訳ない事を今までしてきたんだなと
とても反省をしました。
それ以来、優しさをこめて接しています。
これも哲学の本からの一文ですが、
人は感謝を何かで返す事はできません
人生のどこかで同じようなもので返す事ができるだけです。
こういう言葉を知り
自分は父親に対して何を返せるのか検討もつきません。
そんな事も忘れかけた頃
彼氏ができました。
その彼とは生活のリズムが真逆で彼の仕事はとてもハードで
せっかく会えても体調が良くない時もあります。
そしてある時、
彼は仕事をしているから体調が悪くて、自分を構ってくれないんだなと思った時に
父親の事を思い出しました。
彼もきっと元気な姿で自分に会いたいんだろなぁと思った時に
シチュエーションは違えど
父親に返せない思いやりや優しさを彼に向けようと決めました。
話が長くなりましたが
世の中、辛いだけで終わると悲劇のままだと思います。
辛さの中から教訓を見つける事が出来た時に
その辛さは、ありがとうございますに変わり
自分の中で浄化されるのだと思います。
しんさんが
今の悩みのベストアンサーを読んだ所で参考になる程度で
しんさん自身が変わる事はないと思います。
それはしんさんが自分のコタエの道のりを生きてないからだと思います。
返信に、死ねない。
と書かれた言葉を見て安心しました。
だから今、こうやって生きているのだと思います。
そのコタエを自分が生きて歩いて消化して
その先に訪れるものがなんなのか
知らず知らずに知ために生きているのだと思います。
しんさんの悲しみがしんさんの背中を支えてくれる日に変わるまで
ゆっくり生きてみてください、探さなくていいと思います。
生きていると探さなくてもそのコタエを知る時がくると思います。
喜劇 人生 2 (2011/11/09 Wed 16:04:43) docomo 898110001051101313**
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