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No.161608 Re: 沈黙の時間

たとえば、

そつなく、どちらかといえば豪勢な食事の皿がいろいろ配膳されている～
あれも買ったし、これも有るし、明日はどの服がいいだろう～
あの花もこの花も、そして、あそこのルピナスも混ぜてくれる？～
さぁ、あの人にあげるんだっ！！！

と、
こういう風に、恵まれて余裕の有る人で、
そして、言葉は悪いけど、自己陶酔の「イキった」人について、
これをあたくしはあまり幸せには思えないのです。

そして、当のご本人も、こうした日常の中で、本当に感激したり、涙の
出るような喜び（嬉しさ）を真に味わっているのかと言えば、
否、おそらく、そうではないように思うのです。

あなたの場合、幸せゆえに鈍感になっている、という風にも一瞬思うの
だけど、実は、違います。
あなたは本当に欲しいものを一つ手に入れるような眼識と憧れの気持ちを
持つべきであり、一つのものを、もっと大事にする、というか、愛でる
ような対峙をする必要があると感じました。
多ければ多いほどいいし、あれもこれも揃っていることは豊かです。
でも、あたくしたちの心の満足は、実は、そういう品揃え的な自分に有る
ストックで満たされるものではなく、

あなたでなければ絶対にダメという彼の愛。
あなたの中身に惚れて、どう貧しかろうがそういうものは関係ない、
あなただけが居てくれるだけで嬉しいという愛。
そして、あなたも、外見や外聞だけではなく、本当に熱中して、他の何も
今は色褪せて見えるほどそれに向き合っている集中の注げる何かが本当に
有るのかどうか、それが実に大事なのですね。

あなたは全部持っていても心は空虚で淋しいと書いたも同然。
それは、あなたが「本気」を注げるものを実は解っていないということの
告白なのです。

いいですね。
心の断捨離を自らに課し、本当に涙できる渇望を持つようになさい。その
彼との愛の質を、もう一度問い直しなさい。
贅沢なあなたは実は貧しいのです。

真理之丞断捨離 (2011/11/15 Tue 23:00:10) pc *.18.177.128

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