
ゲイとして生きていく上での心や体の悩みを相談してみよう。ネット上にいる兄貴や弟が相談にのります。
三十前とか、若い時ほど年齢を含めて“今まで”というものに
固執してしまうようです。
何かを失いそうになると、もうそんなものは二度と得られないのではないかと思う…その最たるものが若さという年齢でしょう。
あなたは、今失ったものに執着して、
もう二度と手にすることが出来ないように思い違えているだけのこと。
その思い違いは、たかだか三十年しか生きていない“世間知らず”というものにこそ要因するでしょう。
だいいち、見えない将来を思い悩むのは、知らない歌を口ずさめないと嘆くようなものです。
友人関係にしたところで、それを失くしてしまったらもう再び
こんな絆は得られないのではないかと思う。
だから、無理したり、我慢したり、必死に現状維持しようとばかりする。
でも、そこで露呈するのは“不自然さ”だけなんですね。
“無理”も“我慢”も、実は現状維持の不自然を悟った行為なんですから。
早いか遅いかだけの問題で、終わるものは終わる。
終わったものは、終わることが最も自然で、それが最良の結末だったと、
ずっと時間が過ぎて振り返えってみたら、
そういう結論だけが容易く出ているものです。
若い時代の価値観とか、愛着とかに執着してはいけません。
人生の面白さは、間違いなく三十以後の方が無数に散らばっているものです。
そして、現在あなたが思い悩んでいることは、
経験の一つとして、かけがえのない“比較対象”として生かされ、
捨てるものが無いといわれるこの世界の魑魅魍魎と、
不思議なほどの多様さをこそ楽しめる肥やしになるでしょう。
間違いなく、明日は明日の風が吹く…ということだけは、
何を忘れても決してお忘れなく。
夜光虫 (2011/11/25 Fri 01:31:07) pc *.117.163.189
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