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No.163268 Re: 撃沈

あたくしがこのカップル像で思ったのは、
我儘の浸透度・受け留め度を、彼の愛のバロメーターにしたかったのでは
ないのか、という甘えや強要めいた訴えや、
そして、金銭の依存度まで、それを「受け止めてくれる愛」として感じた
かった相談者なのではなかったか、、、、ということです。

この相談者は、きっと、いくら年の差と言っても、
丸々、甘えて出してもらって平気で、依存して厚顔無恥であるようには
あまり思えなかった。形として他者にはどう映る我儘度だったかは誰にも
判らないけれど、おそらくは、「愛を試した」のではなかったか。
相談者が食い下がる生意気や屁理屈、または年上のその彼を彼なりに非難
するのまで、この相談者は彼の出方を(おそらく聴いてくれた姿を)愛の
大きさとして?見たかったのではないか……と読んだのです。

誰も、そうそう、嫌われることを平気の河童・正気の沙汰でしません。
こんなこと言ったらどう思われるかな、怒るかな、
そして、いつも出してもらってこのままでいいのか、どうにかしなくちゃ、
と、焦りが普通の人間には常識的に湧くものなのです。

しかし、彼は(彼の書き方では)そうではない。
そのまま罪を丸々認めた、というよりは、彼はその年の差と相手のある程度
の寛容さに、それでも離さないで摑まえていてくれる、という確認をどこか
欲しかったのではないかと感じたあたくしなのでした。
そして、それは、なんと甘美な恋の要求でしょう。

でも、堪忍袋も付き合いきれない立腹も誰にだって湧き上がる。
彼がもっと根本は好きという気持ちで、相談者に向かって怒って改心させる
までに説くことを、それを相談者は望んでいたように思うあたくしでした。

深読みか、とも思いますが、
この相談者の恋の眼は、確信犯のものであり、それほどの渇望と寂しさの
ような気がしたのです。
そこを、あっさり、言葉も決して立ち去られる意外性、拍子抜けに、相談者
は卑怯という言葉を使ったのです。

その相談者が何を求めていたか、何を欲していたか、を常に考えることは
回答として、非常に正鵠を得るに近づくように思われる。
ここまでの見抜きをしてくださったとは思えないのだけど(笑)あたくしを
同じように受け留めてくださる人が現れる無上の喜びがあたくしを支配する。
その人は突然闇から現れる。そして、いつも見ていてくれたのかなと静かな
喜びはしかし、相当の強さであたくしを射る。
彼には有り余るあたくしの愛と間違いを浴びせてしまおう。
なぜなら、あたくしを昔から教唆できるあたくしが最も怖い人なのだから。
そして、最初の二行の言葉はあたくしの人生の今の悩みを真っ先にどこで
知ったのかと思うほど心臓をえぐって喜びに変えた。
本当にすごい人なのです。息を呑んだ最初の二行でした。
youtu.be/5ExOk4S6QG4

真理之丞怖ゐ愛 (2011/11/25 Fri 03:24:47) pc *.18.177.128


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