ゲイとして生きていく上での心や体の悩みを相談してみよう。ネット上にいる兄貴や弟が相談にのります。
当時、バディのモデルを務める傍ら、ゲイリブアクティビストリベレイション活動にも積極的に参加する俺は、ある程度の注目を買っていた。
僕の記事や発言が当時のバディにも頻繁に登場し、当時所属していたGLOWを基盤にした啓発活動等の実績が評価され、
新しい世代の、新しい感覚を持ったゲイムーブメントの担い手の一人として注目を得ていた。
しかしそのことが僕たちの足を引っ張る人間を発生させることになるとは、当時の僕は知る由もなかった。
2006年の夏、ある旧世代のゲイリブアクティビストの方に初めて声をかけられた。最近の若者の政治意識について聞きたいとのこと。
コミュニティのために利用される取材なのであれば、ぜひ協力したいと、僕はさる友人とともに指定された場所へ向かった。
しかしそこで繰り広げられたのは、酷い古参のゲイリブアクティビストによるパワーハラスメントとセクハラの嵐だった。
彼は自分の知名度とゲイリブアクティビストとしての地位を利用し、若者とお酒が飲みたかっただけだったのだった。
そこにいたある若者は洋服を脱がされ、そのにいた他の中年の方と記念撮影をされていた。
僕と友人は終電があるからと何度も帰宅したいと申し出たが、すごい剣幕で脅しにあったのだ。
「今帰ったらどうなるかわかってるか?」と。
相手は仮にも自分の倍くらい生きているゲイリブアクティビストの方だ。
そこでしつこく逆らう勇気は俺にはなかった。
やむなく終電を逃した僕たちは、それぞれ往年のゲイリブアクティビストと呼ばれる中年男性の家に「お持ち帰り」されたのだった。
しかし僕は一人明け方まで起き、絶対にしかる行為はしまいと、静かに始発を待った。
結果、男性は状況を察したのか、僕に積極的に手を出すことはなかったが、その夜の状況を作った主犯格の中年男性から、
その後も執拗に手紙とメールで、僕が宿泊した家の男性との交際を迫られた。
しかしそこで僕が「身体を許さなかった」ことが、彼らに更なる反感を買うこととなった。
そして極めつけが、その夜僕たちを「取材」目的で食事に誘った彼からの、言われなきバッシングだ。
彼によれば、僕は一昨年お亡くなりになられた"がんすけ"さんのバッシングを、匿名でネットでしていたというような内容の記事を、あるメディアで吹聴されたのだった。
しかしまったく身に覚えのないことである。
僕は"がんすけさん"という人間のことをまったく知らないし、面識もない。ましてやバッシングするほど何かを知っているわけでもない。
友人たちとの見解で、彼はただ単に、当時新世代のゲイリブアクティビストの急先鋒としてメディアに登場した僕を、
自分の地位が脅かされる脅威と感じ、「若者潰し」にかかったのだという見解で一致した。
その後の聞き取り調査で彼は、僕たちの他にも、まだゲイの世界に完全に出て来れていない初心者の人に声をかけ、
気に入った若者をお持ち帰りしているという噂や、他のゲイリブアクティビストの人のことも、同じようなやり方で潰しにかかっていた過去が明らかとなった。
僕はこの件に関して、これまで沈黙を守ってきた。
それは尾辻さんのためでもあった。彼女はゲイコミュニティ、中でもゲイアクティビスト同士の分断を最も悲しみ、残念に思うからだ。
パワハラ告発文2 (2010/02/22 Mon 00:32:02) pc *.150.65.151
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