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Re: 40代のご意見を・・・。

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No.178863 Re: 40代のご意見を・・・。

40代です。
ゲイ歴の長短にかかわらず、あなたのような不安に駆られるゲイは多いと思います。
結婚したからといって必ず子供に恵まれるとは限らないし、結婚生活が長続きする保証はない。
だとしても、結婚という制度に則って家庭を持ち、家族や社会に認めてもらうメリットや安心感にすがりたくなるのは頷けます。それはあなたが40歳になる今日までに見慣れてきたごくごくありふれた日常風景だから。
対して、男同志のカップルがしわくちゃになっても仲良く付き合っている姿というのは想像しにくい。こちらの方向に向いて5年くらいということですから、ゲイの熟年カップルにリアルであった経験などもないのでしょう。

率直な実感で言うと、ゲイが20年以上同じ人と付きあい続けるケースはレアだと思います。結婚や子供という枷で拘束されるストレートには遠く及ばない。女性と違って、二人とも経済力があり、自立心も旺盛なので、別れても生きていくのに困らないのも要因でしょう。

男同志で一生添い遂げるというのは難しいのが現実です。
20年以上付き合い続けるケースはレアだとも言いました。
だからこそ、そんな関係がもしも続いたなら尊い、と僕は思います。法律や子供の養育にしばられることなく、お互いの気持ちだけで一緒に居るのなら、こんな素敵な関係はないと思います。たまたま巡り会って選んだ人が男だったというだけで、尊さを優位に叫ぶ必要などないかもしれない。そして、不運にも別れてしまったカップルも、一生一緒に居たいとは思ったのでしょうが。

僕は20歳前からこちらの方向に向いてきました。そして最近まで、デビュー当時、憧れていた上の世代がどういうふうに年を重ねていくか、興味津々に見守ってきました。若いとき格好良かった先輩たちが、年を重ねてどんな大人のゲイに変貌するのか、自分が進むべき道を教えてくれると考えたからです。
結果は惨憺たるものでした。15年付き合っていたカップルは一軒家に住んで犬まで飼っていたのに、その犬が死んだ数ヶ月後にまさかの破局。一人に絞り込めず、1年以内の付き合いをとっかえひっかえしている人たちが多数です。不安定な日常を綱渡りする彼らは明るく振る舞いますが、ふとしたときに一抹の暗さを感じさせます。

バブルのしっぽを掴み損なった僕たちも不惑と呼ばれる年齢を過ぎました。前の世代ばかり気にしていたら、先日東京に住む10歳近い後輩ゲイの近況を聞いて驚きました。
電車も通らない僻地に住む後輩ゲイの祖父が他界したのをきっかけに、空き家になったボロ家に恋人の男と移住したのです。後輩ゲイは既に家族にカミングアウト済み。恋人の男も紹介していました。二人は田舎で仕事を探しながら、ボロボロの家を自分たちで補修。仕事をリタイアしていた後輩ゲイの両親はその様子をときどき訪れて見ていたそうです。ご両親は二人の姿に感銘しました。そして、ななんと、東京の家を売り払って、ボロボロの家の隣に自分たちの家を建てることにしたのです! 後輩ゲイには兄弟が居て、そちらは結婚して孫もいたのですが、二人と一緒にいるのが楽しかったんだそうです。

鈍くさい僕ら世代など追い越して、時代はどんどん進んでいるようです。
自分に恥ずかしくない選択をあなたが選ばれることを願っています。

アンディ (2012/03/08 Thu 01:20:30) pc *.139.169.32


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