
ゲイとして生きていく上での心や体の悩みを相談してみよう。ネット上にいる兄貴や弟が相談にのります。
身近な存在を好きになるのは、「自己愛」の裏返しなのです。
その人のリアリティーによって、自分が揺さぶられる自己確認、すなわち、
自分贔屓の突出した人に有りがちな感情ともいえる。
あなたは自分が思うことで苦悩する醍醐味に生きている、とも言え、
それにいよいよ疲れてしまっている、と言えるような気がしました。
恋愛は、思いの反映が無い人へ捧げるだけの無償の愛とは違うものです。
あなたが思うほどに相手も思いを届けてくれて、生身のあなたを愛そうと
してくれる実感を恋愛と言う。
つまり、明らかに手の届かない思慕は、憧れの域を出ず、
憧れで満ち足りる人のみがそれを重ねられるものなのです。
でも、あなたはそうではない。
あなたには、あなたを愛してくれ相手がそろそろ必要なのです。
自分を愛してくれる人を得るには、自分がその愛を受け容れるだけの感謝
が必要で、あなたは自分の夢想に拘り過ぎて疲れてしまったのだ、
ということなのです。
あなたの好きな感じ、その男気や男性性をあなたの理想から解き放ち、
それだけでない人間味も恋愛の対象に入れることが必要です。
その人の愛を受け容れてみる、という姿勢とも言い換えることができる。
孤独とは、無い物ねだりの別名であり、理想に拘る強情な人の陥る試練なの
です。それに拘って曲げないあなたが夢想だけしている限り、孤独はいつも
あなたと隣り合わせ。
その覚悟の無い人が嘆くのであれば、あなたは対人意識を見直す必要がある
ように思います。
思ってもみない人の愛が自分を生き長らえさせる。
人生はそういうものかもしれません。
拘りの縄を解いて、誰にも愛を感じる目線を一度は持ってみましょう。
自分の一方通行の規則を見直すことが、あなたの孤独と虚無感にピリオド
を打てる時なのです。
真理之丞風信子 (2012/03/11 Sun 12:01:48) pc *.198.54.171
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