[ 返答する (質問者のみ) ]

No.188630 Re: 自分に自信が持てない

あなたが求めているもの、
それは、実は、自信ではないのです。
あなたは自信という言葉の意味、そして、その結果どう他者に接するべきか
ということまでも、全部間違っている。あなたの努力は恋人ができる実態に
はほど遠いことを知りましょう。今のまま努力する基本姿勢は大事ですが、
延々とそのまま（の意識）で良いことはありません。

あなたは、悪気は無いのは判りますが、
自信を自分の優越感、いや、安心感と取り違えています。
あなたが欲しいのは引け目ない自分の安心感なのであって、自信を得ての
あるべき姿勢をあなたは実は持っていません。

「自信」とは、自分も相手も認めることであって、もっと言えば、相手の事
を大事にする心の、自分を謙虚に省察する目をもつことなのです。
だから、自信は安心して内心で上から目線に立つことでも、空威張りする
ことでもありません。あなたが成している道の中で、自分と他者を等しく
診て、共に足らないことを解り、いつも自然体で自分なりに頑張る姿のこと
を自信を得る、というのです。

ですから、自信を得るというのは何かの結果とか終わりが在る完結の形では
なく、頑張っている自分を肯定しつつ、相手からも予想外の未知のことを
学びつつ、穏やかな心で自他を認められる心の推進の進行形状態のことなの
です。穏やか、すなわち、不動であり、それが自信なのです。

この意味で、あなたは何か決着や、物事の終わりの示しによって、自信が
持てたから何かができるのだ、と、そんな風に思うのは間違いなのであり、
人生の終焉の死の時まで努力は続くし、
その努力の過渡期の中で、恋愛も成就も挫折も失意も味わいながら進む、
それが自信に満ちた人生ということなのです。

何かが得られたらな何かが起こる、待っている、と、
そんな風に見誤っているために、頑張ったのに何も無かった、達成したはず
なのに空しさに変わりはない、このままいつまでゴールを目指すのだろう、
という、そんな空虚な循環がめぐるだけ。

こうしたことから、あなたはどういう未熟状態でも恋はできるし、彼氏は
できるものなのだ、今のままの自分でも良いのだ、
そして、未熟をこそを愛しい、ということも知らねばなりません。
あなたの中には、善良なようでいて、比較による優劣がいつもあり、優位で
なければいけないという間違った焦燥感が在る。
あなたは「頑張る自分像にすがり」、ありのままの自然体を認めない渇望に
囚われて進んでいるだけの男なのです。
今の未熟でもいいのだ、それを交歓できることを望むべきであり、完全な暁
の自分にそう意味は無いことを知りましょう。
完全の理想は自己本位な自己満足なのであって、本当の思い遣る心とは違う
ものなのです。

人間は絶えず不完全な生き物なのであり、それを愛し合うのが恋愛だ。
肩の力を抜いて、不完全を笑顔で許して愛せるあなたになりなさい。
不完全や未熟を愛しいと思うとき、あなたにぶつかって来てくれる彼氏さん
が現れるでありましょう。
努力したからこそ見下すのではなく、努力したい未完成な誰かのことを理解
でき、励ませるあなた足るのです。いいですねっ。

真理之丞未完成 (2012/05/08 Tue 00:48:09) pc *.198.54.171

この回答が参考になった: 1人　(携帯からのみ評価可)