
ゲイとして生きていく上での心や体の悩みを相談してみよう。ネット上にいる兄貴や弟が相談にのります。
ハラさん、はじめまして。
わたくしもあなたと同様同棲するパートナーがおりますので、ここに書き込む資格が一応はあるかしら?と思い、コメントさせて頂きます。
まず、12年も一人の殿方と生活を共にしているとのこと、それ自体、素晴らしいことですわ。
我々ゲイはもとより、一般男女の夫婦だって離婚率の高い昨今、12年間という月日を共に歩んできたということはお二人の勲章と思って良いことだと思います。
わたくしは、まずこのことに心を打たれました。本当に素敵なお二人ね。
そして次に、あなたが問題にしていた、彼氏の家に住んでいること、言い方は悪いかもしれませんが居候していることに対する引け目についてですが……。
家の名義だとか、近所の人たちが変だとか、部屋の広さとか、物理的なことはあなたが今真に問題としていることからは逸れているようにわたくしは思います。
物理的なことというのは、一見難題に思われても、ちょっとした物の見方とか、時間の経過で簡単にひも解ける場合があります。
まさに、今回のあなたの場合がそうです。
家の所有権が誰にあるとか、立地の問題などは、問題の中核ではなく、わたくしから言わせれば、『あなたが自分の抱える心のジレンマを正当化させるための小道具』のように思えてなりません。
では、あなた(または、あなたの彼氏にとっても)にとって一番の問題点とは何か?
12年。
わたしくしは、あなた方にとって勲章ともいえるこの『12年』という歳月が時に二人の関係にマイナスに働くことがあるのでは?と考えました。
お互い、一緒にいることが当たり前になりすぎて、お互いがお互いにとってどういう存在なのか、わからなくなっている部分はありませんか?
失礼ですがあなた、パートナーの彼に「言葉にしなくても、これくらいのことはくみ取れるはず」と、はなから決めてかかっている部分、ありませんか?
人間は、それ自体が矛盾だらけの生き物です。
時間の経過やその時置かれている状況で感じ方も趣向も変わります。
つまり、わたくしが言いたいのは、『12年という歳月に胡坐をかいてお互いきちんと向き合い、言葉にして気持ちを伝えあうという一番基本的なことを忘れてはいないか?』ということです。
これは、わたくしが今ここで言葉にした以上に大切な意味を持ちます。
実は、今あなたが抱えている問題は、ごくわずかな互いの思い込みから端を発しているかもしれないのです。
わたくしからすれば、あなたの彼は間違いなくあなたを愛していると思います。
何故なら、ケンカしても何しても、彼は『あなたと一つ屋根の下で暮らし続けたい』と明言しているではありませんか。
もし彼があなたのことを厄介者だとか、脛かじり居候なんて風に思っていたらそんなこと言いません。
問題は、『意志の疎通を怠ったがために生まれる互いの変な思い込み』ではないでしょうか?
生活を共にするということは、心の問題を良くも悪くも影響しあうことです。
あなただけじゃなく、彼にとってもきちんとしたコミュニケーションは救いになるはずです。
是非、これまでの12年という月日をお二人の味方につけてください。
それを互いを隔つ壁にしてしまうのではなく、二人をしっかりとつなぐ鎹となるよう努力してみてください。
それにはまず、互いの想いをきちんと言葉にし、それに歩み寄るよう努めることだとわたくしは思います。
ごく当たり前のことを申しましたが、物事の本質や、本当に大切なことというのは、まず例外なく『ごくシンプルなこと』なのです。
あなた方の12年が、20年、30年となることを切に願っております。
長文失礼いたしました。
僭越ながら……蘭子でした。
緑川蘭子 (2012/11/03 Sat 03:29:40) pc *.118.195.228
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