
ゲイとして生きていく上での心や体の悩みを相談してみよう。ネット上にいる兄貴や弟が相談にのります。
さまざまな別れがあるのですね。
2月の凍てつく夕暮れ
とても冷たい風
肩をすぼめてチワワのアンジェリーナと散歩をする私
マンションの工事現場の前にさしかかると、ちょうど一人の中年労働者が帰るところでした。
ニッカポッカをはいて大きなリュックを背負いながら
ふと、ペンキまみれの青年が二回の窓枠から身を乗り出して叫んだの
「あっ、今日で終わりっすか?」
白髪混じりの精悍な男性は見上げると「うん、またどこかで会えたら会おうな」と言いました。
「またな」
「またな」
二人は手をあげて笑顔で笑いあいました。
本当に瞳が澄んでいて、二人ともおどろくほど爽やかな笑顔です。
中年男性は背を丸め夜道へと消えていきました。
しばらく後姿を厳しい表情で見ていた若者もやがて梯子を上りはじめました。
強い風が吹きます
容赦なく時間は流れます
またな
またな
あんなに親しかった仲間たち
冬の陽だまりの中で笑いあった仲間。
今あるのは打ちっぱなしのコンクリートの枠組み
ペンキの匂い
吹きすさぶ風
非常階段からは雲ひとつない青空が見える。
冬の空はあまりに青く高く
そして深い
空へ落ちていってしまいそうになる
だからこそ
50年、いや100年後にこのビルが解体されるときに
そうだ
願わくば凍てつく冬ではなく5月の朝に
光に満ちるなかで再会を願う
エリザベス (2013/02/15 Fri 23:34:15) pc *.214.234.140
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