
ゲイとして生きていく上での心や体の悩みを相談してみよう。ネット上にいる兄貴や弟が相談にのります。
昔、イケメンと付き合っていました。
海外旅行に出れば、ゲイのパーサーにウィンクされ、エコノミーなのにフルーツの山盛りをサービスされたり、デューティーフリーの香水売り場では美人女性店員にべったりつきまとわれ、観光地では一緒に写真を撮ってほしいとティーンにせがまれる次第。
彼がイケメンであることは分かっていましたが、これほどの神通力を持つとは、漫画みたいで笑ってしまいました。俗に言うオーラが違うんでしょうか。
そんなイケメンと付き合っていた僕はぜんぜんイケメンではありませんが、交際には彼の方が積極的でした。彼はガタイ専で、顔についての守備範囲は広かったようです。
あなたの憧れのイケメンがノンケ確定であれば、どうすることもできませんが、とりあえず体を鍛えてみるというアプローチはありです。イケメンゲイがイケメン好きとは限りませんから。
僕らの交際期間は1年足らずで終了しました。彼に押し切られる形で付き合い始めたのは、やはり、彼がイケメンだったからで、お互いの性格がマッチするかどうかまで僕は考えませんでした。
それ以前も以後も彼の交際は長続きせず、いずれも短命なようです。これは穿った見方なのかも知れませんが、彼のことを受けいれる人は僕を含めてみな、余りに優れた見た目に惹かれ、本当の彼を理解せずに見切り発車してしまい、途中で何か違うなと気付きつつ手にした宝石を手放すのが惜しくてグズグズ不毛な関係を長引かせてしまうのかもしれません。そんな相手を選んでしまう彼にも責任の一端はあり、一方的に気の毒がることは出来ないのですが。
イケメンなら何でも思い通り事は運び、薔薇色の人生が開ける・・・とは限らないようです。もちろん、見た目で得することは沢山あるでしょうが、それなりかそれ以上の代償も払わされます。彼のことを妬み逆恨みする人間から酷い中傷を受けたり、会社に匿名の手紙を送られたり、一般人なら被らない仕打ちを何度も受けた体験を聞かされました。こっちも漫画みたいでしたが、聞いたときには怒りで腸が煮えくりかえり、とても笑えませんでした。
イケメンにはイケメンの限界があり、苦悩があるのでしょう。それはそれで、けっこうキツそうです。
話は変わりますが、映画「ベニスに死す」はご覧になったことがありますか?
醜く年老いた男が美少年に恋する映画です。20世紀を代表する名画の一本で、監督は我々の大先輩ルキノ・ビスコンティ。必見です。
二度と取り返す戻すことのできない、あるいは一度も手にしたことのない、圧倒的な美貌に対する渇望と憧れ、それを与えてくれなかった神への恨み、誰よりもその美しさを理解し、賞賛したい情熱、たとえ結ばれなくとも、美しい少年と巡り会えたことへの感謝・・・。
美は正義であり、常に勝者です。それなりかそれ以上の代償を求められたとしても憧れずにはいられないもの。あなたはとても素直で、あなたの懊悩はありふれてはいるけれど、文学的です。
ぜひこれからも大いに思い悩み、思索を深めていってください。
アンディ (2014/03/30 Sun 06:22:38) pc *.139.169.32
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