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Re: 自分が不安

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No.316059 Re: 自分が不安

そう、あれは暑い暑い夏の夜の事。

白百合のやうに気高く、鈴蘭のやうに清楚な、女学校生だったあの夏。
仏国大使であられた御父様のご帰国の夜会が、我が栗取邸で、それはそれは華やかに開かれましたの。

深紅の絨毯に、クリスタルのシャンデリア。
溢れかえるように生けられた生花の芳香は、まるで私を優しく包み込む繭。
薄桃の肩をだした、ローブデコルテは御父様がパリで買い付けて下さった一級の布地。
蓮の根のように細く可憐な私の首筋を彩るヴィジュゥは、かのマリー・アンタネットの好んだデ・サインだとか。
弦楽四重奏の円舞曲に乗って、紳士、淑女のさざめきと艶やかな衣擦れの波。
侯爵令嬢として、今宵の夜会の華として、私は洋館の大階段を降りましたの。

その時の歓声と、感嘆の声ときたら。
御父様と御母様は、私を見るなり誇らしそうに辺りを見回して。
私の咲き誇る美貌に、紳士は賛嘆し、淑女たちは感嘆と嫉視とその華美な装いに対する欣求の眼差しを注がずにはいられない様子でしたわ。

屋敷のどこに居ても、話題の、視線の、嫉妬の、欲情の的である私。
そんな私の、瞳を拐う、ダンディが根元男爵。
今宵も、その柔らかな笑みと、その内に秘めた野獣のように猛々しい情熱を持ち合わせたような秘密の香りを漂わせながら少しづつ、私に近寄っておいでになって。

2年の前より、私にピアノのお稽古をおつけ頂いている男爵様は私にピアノだけでないお稽古まで、おつけ遊ばしたりして。
そう、私の桃の割れ目を男爵様の猛々しい宝刀で火照らせるあの忌まわしくも懐かしい情熱の行為。

私ときたら、お稽古を3カ月ほど休んでいた為か、今宵男爵様を拝見した時から、頬を朱に染め、恥部を熱くしておりましたの。
大切な御父様の、大切な夜会で、こんな劣情を催してしまう私。まるで娼婦。
そう思った瞬間、こんなにも華やかなで祝福に満ちた私が涙を流しそうになり、思わずその場を立ち去り離れへと走り出しましたの。

蝋燭も灯されない離れでは、ただ蝉の鳴き声と、時折ふく、夏のぬるい夜風だけがありましたわ。
劣情に悶える私を突然、抱くなにかがありましの。
ええ、そうですわ。
男爵様でしたの。

ピアノに伏せて泣く私を後ろからやさしく抱きしめ、その大きな手で私の頬を自らの唇へ宛がう。
背中に感じる男爵様は、もういきり立った獣。
熱くなった私の、梅の実のような乳首をまさぐり出す男爵さま。
その手は徐々に私の割れ目を目指し、ついに密のありかを見つけた指先は、乾いた狩人さながら。

絹のドレスを乱暴にめくり、ピアノに突っ伏せられた私は、娼婦さながらに桃尻を突きだし、言葉以上に男爵様を無言で求めておりましたわ。

己を硬く、強く扱きあげる男爵様を、待ちわびる私、。

と、その瞬間

嗚呼

と低い呻き声とともに私を犯し、突き上げる男爵様が私の中に躊躇なくお入りになりましたの。
小刻みに震える甘い吐息。
一定のリズムが離れに響き、微かに聴こえる夜会の円舞曲と背反するリズムは背徳の香り。

私の密壺から、全てを吐き出させようとする獣のようなその硬い根元が私を擦る度に、切ない声をおあげになる男爵様

栗取侯爵令嬢満子 (2014/08/16 Sat 22:02:01) pc *.249.246.142


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