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Re^2: 相手のために出来ること

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No.400956 Re^2: 相手のために出来ること

ありがとうございます。

お礼に、あなたに物語を送ります。
これを聞いて何を得るかはあなたの心次第だと思います。
ちなみに私は変な宗教とかには入っていませんので、念のため。
(これ仏教の話ですしね。)

あるところに、お釈迦様が多くの人から尊敬される姿を見てひがんで
いる男がいました。

「どうしてあんな男がみんなの尊敬を集めるのだ。いまいましい」
男はお釈迦様をギャフンと言わせるための作戦を練っていました。

ある日、その男は、お釈迦様が毎日同じ道のりを散歩に出かけて
いることを知りました。
そこで、男は散歩のルートで待ち伏せして、群集の中で口汚くお釈迦
さまをののしってやることにしました。

「きっと、おれに悪口を言われたら、汚い言葉で言い返してくるだろう。
 その様子を人々が見たらあいつの人気はアッという間に崩れるに違いない」

そして、その日が来ました。
男はお釈迦さまの前に立ちはだかってひどい言葉を投げかけます。
お釈迦さまは、ただ黙って、その男の言葉を聞いておられました。

弟子たちはくやしい気持ちで、「あんなひどいことを言わせておいて
いいのですか?」とお釈迦さまにたずねました。
それでもお釈迦さまは一言も言い返すことなく、黙ってその男の悪態を
聞いていました。

男は、一方的にお釈迦さまの悪口を言い続けて疲れたのか、しばらく後、
その場にへたりこんでしまいました。
どんな悪口を言っても、お釈迦さまは一言も言い返さないので、虚しく
なってしまったのです。

その様子を見て、お釈迦さまは、静かにその男にたずねました。

「もし他人に贈り物をしようとして、その相手が受け取らなかった時、
 その贈り物は一体誰のものだろうか」

こう聞かれた男は、突っぱねるように言いました。

「そりゃ、言うまでもない。相手が受け取らなかったら贈ろうとした者の
 ものだろう。わかりきったことを聞くな」
男はそう答えてからすぐに、「あっ」と気づきました。

お釈迦さまは静かにこう続けられました。

「そうだよ。今、あなたは私のことをひどくののしった。
 でも、私はその ののしりを少しも受け取らなかった。
 あなたが言ったことはすべて、あなたが受け取ることになるんだよ」

たろう (2016/10/03 Mon 20:33:18) pc *.159.203.44 メールを送る