
ゲイとして生きていく上での心や体の悩みを相談してみよう。ネット上にいる兄貴や弟が相談にのります。
「真理之丞終焉愛2」さんへ
幸四郎です。
真理さん、私はいつもあなたの優美な文章と理知的なご意見を楽しませて頂いています。相談文を読んで私も何か書き込もうかなと思っても、すでに貴方が同じ意見をもっと洗練された文章で書かれていることが多い。
しかし今回だけちょっと違う意見を。
貴方の言わんとするところは判るが、まあ、そう蒼太君に厳しくあたりなさんな。私は彼が友人の飲み会に行くと書いているのを読んだ時は、むしろ嬉しかった。
一つは、彼がたった一人で悲しみをこらえているのは、彼の精神衛生上良くないと思っていたから。
もう一つは、彼が同年代の友人とも交わる『普通の』大学生だということがハッキリ判ったから。
若専バーと呼ぶのか、老け専バーと言うのか知らないが、もし彼が傷心を癒すためにそんな所にでも出かけ、年配の人の意見や付き添いを求めたのなら問題だ。
次に、貴方は「次の人の出現で忘れられるような彼ではなかった筈だ」と書いておられる。しかし、人間の恋愛とはそういうものではないかな?
貴方にも覚えがあるだろう。別れの直後にはもう誰も愛さない、誰も愛せない、と思っていても、次の人が出現し、心の痛手が癒され、新しい人生を歩み始める。
このことは、恋愛経験や別れの痛手が心の糧になっていないということではない。別れの悲しみを背負い続けていないということではない。
別れの後、どれだけの期間、慎み深く生活をしなければならないのかな? 特に蒼太君の場合は、多くの回答者が声を揃えて言われるように、もしこの別れが『巣立ち』であるのなら、それは喜ばしいものである。彼はむしろ、別れの翌日から飲み会などに出かけ、新しい同年代の恋人を探し始めるべきじゃないかな?
最後にもう一つ。貴方は、蒼太君と「彼との出会いのパーティ自体が軽薄だった」と書いておられるが、どうしてそう思われるのかな?
彼の書いた事を読む限り、軽薄な出会いだとは思えない。パーティ、合コン、結婚式の披露宴などで、好みの容姿の人に声をかけ、お付き合いを始め、結婚に至るというのはノンケの世界では普通ではないかな?
蒼太君と彼氏はゲイでありながら、掲示板とかアプリとか、ゲイバーにすら頼らずに、その普通のことをやってのけた。むしろ賞賛されるべき出会いではないのかな?
ここにも頭の良い蒼太君の機転が重要な役割を果たしていると思う。彼はこう書いている。
「彼は僕の好みのタイプだったので、会話の中にさりげなく僕がゲイであることを織り込み、彼が色々と遠回しに詮索し、時間を無駄にすることがないようにしました。」
私はこれを読んだ時、思わず声を出して笑ってしまった。蒼太君自身は、このことから自分はスレていたと卑下しておられる。(確かに百戦錬磨の若専の彼氏も、少し驚いたかもしれない。)しかし私は逆に、令和の時代に生きる、天衣無縫な若いゲイの人の姿を見て、大変微笑ましく、頼もしいとすら思った。
もしもっと多くの人が蒼太君のようなら、このサイトの相談の数がずっと少なくなり、もっと多くの幸せなゲイのカップルが生まれているんではないかと思う。
歳をとるとくだらない事をダラダラと書くようになって困る。
真理さん、もう一度言うが、私は貴方のご意見にいつも感服している。もし貴方の書かれた事を誤解したのなら謝ります。
とにかく、貴方も私も、蒼太君が幸せになれるよう、陰から応援してあげましょう。
幸四郎
「真理之丞終焉愛2」さんへ (2020/02/17 Mon 02:37:05) pc *.212.238.199
この回答が参考になった: 11人 (携帯からのみ評価可)