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No.461548 Re^2: お礼

全文を拝読させていただきました。

確かに世の中には、自分の責任でもないのに、差別や偏見、蔑視の中で、社会からの謂われのない誹謗中傷を受け、苦悩と理不尽さの中で必死に生きている方々がいます。その人たちに寄り添い、共に生きようとしている支援者は、彼らの見せてくれる一時の笑顔を糧に心を通わせています。社会のセーフティーネットの隙間からからこぼれ落ち、周囲の善意とボランティアによって辛うじて支えられている現実もあります。

現実の支援においては、支援者の情熱や責任感だけではなく、経済的な面や地域との関わりなど、人と人との繋がりが大切になってきます。偏見や蔑視は無知から生まれます。知らないから、「こうじゃないか」とか「こうなんだろう」と自分の都合の良い想像の中で彼らを受け止めてしまう。ことさらに「違う」ということを強調して。

これらに携わっている人たちは、「ヒーロー」という意識は持っていません。彼らの見せてくれる「笑顔」こそが支援者に与えられる勲章だからです。

私も、彼らの支援のために必要な資格や未熟さを補弼するために働きながら、大学院で苦学しましたが、そんなこととはお構いなく、彼らから、毎日、しかられながら、多くのことを学ばせて頂いています。
彼らを支援するということは、単に精神論では解決しません。行政や地域の方々にその必要性を理解していただき、納得してもらうことが肝要で有り、そこには、しっかりとした根拠が求められます。どんなにくやしくとも、理不尽でも、根気よくその必要性と納得して頂ける根拠を示しながら、支援の形を積み上げていく根気と忍耐も必要なのです。

ところで、このサイトを目にしたときに違和感を感じたことは確かです。このサイトも初めからこの様なことではなかったのではと思いますが、なぜ、今のようなものになったのでしょう。「病んでいる」のでしょうか。
私は少なくとも、ここに投稿されている人たちも、社会で必死に頑張っている人と何ら変わらないと確信しています。毎日を必死に頑張って生きている人たちです。ただ、心が少し弱くなったり、孤独だったり、その歪みの形として変容してしまっている感じがします。同じ人間にどうしてレッテルをはるのでしょうか。本当は、いろんな悩みや苦悩はあるはずです。ただ、その思いを上手に表現しきれず、いびつな投稿となっているのではないでしょうか。

私は、社会の矛盾と理不尽さの内容は異なっても、本質は同じだと感じています。闘っていることには変わりなく、限りなく愛おしい人たちであり、誰もが対等です。

幸せとは、一個の人間として、社会の一員として、「必要とされ、活かされ、愛されている」という実感を味わえたときだと思っています。そして、一個の人間にでさえ、十分な気配りができない者が、どうして、支援を必要とする多くの人を支援できるのかと思っています。

ここは、「相談室」です。演劇の披露の場でもなく、大人のゲームのゲームコーナーではないと思っています。

確かに綺麗ごとかもしれません。しかし、綺麗ごとで通る雰囲気が醸成されれば、綺麗ごとが、綺麗ごとでなくなるのではありませんか。
私は、皆さんを信じたいのですが。

カルラ (2020/04/08 Wed 17:44:04) pc *.8.13.0 メールを送る