
ゲイとして生きていく上での心や体の悩みを相談してみよう。ネット上にいる兄貴や弟が相談にのります。
浩さんっ!
あなたの文末記名が戻って一番喜んだのはあたくし。
そのことは大昔の話だけれど、あなたの優しさがそこに凝縮されているよう
な気も当初からしております。
あたくしは呼び捨てが好きなので、浩さんおゆるしくださいね。浩!と呼ぶ。
きっと大先輩かもしれないが大先輩でもそう呼び捨てるがあたくしの愛嬌。
それから、異郷のあなたに一番敬意を抱いているのもあたくし。
がんばって生き抜いて欲しい。言葉言い表せないほどの苦労が多くあったに
違いないあなたの半生人生。
しかし、あなたのスキルと柔軟性と誠実があなたをそこに馴染ませ続けた。
それはグローバルグローカルの大いなる見本であると思っているあたくし。
前置きは置いておき、あたくしが解説する。
この相談者はある意味、相手に委ねて悶々としているのはあなたのご推奨と
「同じ結果状態」であることを思ったあたくし。
ただしカレは再度告るのを口には出した、そこが浩の異論の核なのだけど、
彼はその上では、概ねあなたの様子見の内心と事実上同じ心模様であると
思う。
あたくしが思うのは、そのカレとやらはそのままグレーゾーンで楽しむよう
な心ではなかったのではないか、
当初はそうでそれが一年も続いたのだが、いずれ心は変化したのかもしれぬ
けれど、相談者がグレーな伏せた気持ちでそのまま接していたらその相手も
そのままずっと行くのかどうか…ということであり、図らずもその先へは難
しいと解ってしまう。
好きな気持ちを再確認したと言いながら、更なる行動は御礼と往なされ相方
と生きると告げたカレ。
相方が居る余裕のマージンで楽しめるそのカレと確たる絆が見えない相談者
では心の持ち方も淋しさも違う。好きが募るのに生殺しのように笑ってその
関係を続けるのは、外国人のフランクに渡り合ったり、ある意味拘らない?
心根の場合そのまま行けるのかもしれないけれど、
センシティヴな以心伝心や相手の真意を推し量ろうとしがちな日本人の場合、
それでは自分の中の痛みが増すこととなる。
そして、相手へ空回りして独りになって沈むよりは、相手の様子意向を確認
できて、積極性も大胆も持てるとあたくしは思うのだけれど、
だからあなたの推奨は推し量る文化や自問自答を経てしまう日本人にはほぼ
向かないのではないかと思う訳です。あなたの折角の事例は軽微にも映る。
軽微というのが一般に失礼な場合、無責任とも換言できる。
相談者は、情けない自分と好きを重ねる自分の行為に思いあぐね恥じている。
好きが募るかもしれない相手のまさかの豹変や変化に一縷の望みを託すよう
な時間は、日本では傷みや痛みと捉えるのも自然ではないかと思うのですが
どうでしょう。
彼のカレはセックスまでしても(その前歴)友達でいようとしているか否か。
ただの友人へとシフトし、先々笑い合うことで延々と付き合うものかどうか。
あなたの南北アメリカナイズや良い意味での教唆の事例エピソードも書いて
欲しい。そのまま勝手に詮索し続け、いい加減疲れて嫌気が差すか、カレに
脈無しと思ったら相手を拍子抜けさせるかのようにして去るというのは今度
はその相手にも失礼ということもある。
こういう思いがすぐに湧いたので、あたくしあなたにお便りいたしましたの。
あたくしは相談者をこき下ろしてしまったけれど、
それはこうした「非情に」遭遇するのを少しでも少なくして、本気恋を諦め
ず謳歌して欲しいと思うからです。
空気を読む我々(日本人)は鈍感や自己本位に敏感なのです。
あたくしは、そんな自分との違いを確認しながら異文化の中で生きて来た。
浩のスタンスは欧米化を照らすことが多い。そこが今迄少しだけ気になって
いる。曖昧模糊(な去り方)は日本人は却って得意な筈だけれど、その半面
で傷心は深くなる。
それならむしろ江戸の侍のように自分を斬って次に向おうとするように思う。
長々失礼。
この相談者はその相手にはズルズル行かない方がいいと思ふ。
脈有りな期待でしか行動できないのは勿体ないことなのかもしれない。
しかし、徒労の悲しみと痛手は失意を増させるために、先手回避の方が妥当
だと思うのですあたくし。(相互浮気同士であればまた違う。)
真理之丞自惚草2 (2020/04/18 Sat 08:17:23) pc *.83.17.209
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