
ゲイとして生きていく上での心や体の悩みを相談してみよう。ネット上にいる兄貴や弟が相談にのります。
あなたっ、どこまでもあなたらしく生きなさい!
そう言いたいのだけれど、そう言えないあたくし。
なぜかと云うと、生きるということは周囲との調和が求められるのです。
調和は常識とも換言できる。
この常識はその方が価値が上だとか、正しいとか、そういうことではなく、
違和感で見られない周囲からの自分へのベクトルという意味です。
そして男性女性という括りでない多様な性の在り方も今後は常識になって
いく。今すでに、オネエさん像が常識として確立してしまいました。
だから、あなたの活路がどうなのかで違ってくるのだけれど、少なくとも、
自分が好きな装いだけで生きるのは少し難しいかもしれません。
なぜなら、あなたを誰かが求めたり、あなたが必要な行動が今後もある時、
あなただけが嬉しい振舞いで済む(と思う)のは違うからです。
あなたが円滑に気持ちよく進むことは、あなた達が嬉しく満足であっても
そうはならず、周囲や相手があなたを受け容れる承認が要る。
受け容れなくても「驚かれない納得=説得力」ということは必要になる。
あなたが認められなくてもいいと思っても、認められなければ、何がしか
あなたの所用で支障が生じて来たり、多数があなたを否定する場合、円滑
には行かないことも生じてくる「社会」を考えねばなりません。
と、ここまで書いて、、、
あなたの好きな「身なり」は男子男性なのに女の子っぽいものや、婦人の
もの、ないし、顕著にUnisexな感じのものかもしれないので、
その場合は、男性であっても、そうと決め込んで着飾ることも可能だけれ
ども、それでも、あなたの自己分析のように、そういうものがそぐわない
可能性は高い。他方、スポーツ選手だった人が女装で華美に着飾って案外
似合っている人も居るので、一概にそう決めることはできないけれど、
一般論として、あなたにはあなたの欲しい自分像はほぼ似合わないのです。
あたくしが思ったのは、
あなたの好きな自分像で、自分に似合うようなものを特注するとか、自作
するのはどうでしょう。その場合、今迄どこにもない、そうそうない、
あなたらしい姿が現出するかもしれません。
あなたらしい身なりは不可能ではなく、たぶん創出できる。
しかし、そうなると金銭的に出費が嵩むことになる可能性もあるでしょう。
しかし、「フジコ」のように自分でハギレを当てがってリメイクするとか、
そういうデコレーションを安値でできるということもあるわけで。
あなたの纏いたい・なりたい自分がどういうものか具体的には不明なので、
もしも仮に、あなたがミニーちゃんのいでたちをしたいとか、あなたが
魔女っ子メグちゃん?のようなルンルン姿をしたいとか、その場合にはと
いう意味で、周囲から完全に浮いてしまうことを想定したあたくしの見解
です。
そして上記のスポーツ選手にしても、テレビ出演のタレントだからそれが
可能ということがあって「あなたの活路に依る」という意味は、
そういう「場」のことも関係してくるのです。
あなたが自分を主張して、周囲を解らせる運動家までも志している場合は、
あなたの望み通りにすることもアリだけれど、時と場をわきまえて、ないし、
独りの自宅でのときに完全に好きな恰好をするのはどうだろう。
しかし、あなたは周囲に見られたいということがあるのかもしれぬ。
周囲とどう関りを持って歩んで行きたいと思っているのか、あなたの問題
は可能か不可能かではなく、先にあなたの今と今後の生きざまを思い描く
べきだということをあたくしの結論といたします。
あなただけがそれでいいのではなく、あなたを迎える全ての人があなたに
よっていたたまれないと思うような姿は、周囲を不快にすることにもなる
ために、やはり、周囲や全体における調和を考えてみるべきでしょう。
一つ一つが異なるモザイクと、まるきり違うもののコラージュは似て非な
るものであり、あたくしの意見は均質なもののモザイクである必要はない
けれど、コラージュでも調和を考えるべきなのだ、ということになる。
そして、先鋭的・前衛的でもいいけれど、人に理解を得たいとか円滑に進
ませるためには、客観的視点で自分を見て賢く歩まねばならない。
なお、自分が着たいものと、自分に似合うものは違うために、あなた自身
が映えて似合うもので、あなたの主張に適うものを編み出しましょう。
https://youtu.be/wPo5Jpk2yjU
真理之丞ハギレ (2020/05/17 Sun 20:47:00) pc *.80.238.158
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