
ゲイとして生きていく上での心や体の悩みを相談してみよう。ネット上にいる兄貴や弟が相談にのります。
今の時代は、スマホとネット環境さえあればいつどこにいても出会える世の中よね。昔は、恋人探しというと、ゲイバーに出向いたり、恋活パーティーに参加したり、ゲイ雑誌の出会い投稿欄みたいなものに手紙を書いて編集者に送って、しばらくして返事が来たりしていたのよ
貴重な時間を割いてどこかへ出かけたりしなくても、自分の部屋の中でちょっとした暇があればいつでも恋人候補をチェックできるからある意味便利な世の中になったわ
でも、簡単に出会える世の中になった分、簡単に分かれてしまって次の候補を探すようにもなって、昔みたいに1つの出会いを大事にしなくなったようにも感じるの
そんな時代だから、十数年前の話になるんだけど、わたしは既婚者とお付き合いをしたことがあるわ。彼は単身赴任で家庭がある人と分かっていてお付き合いしていたの。その人が、初めてお付き合いした人でもあったわ
例え既婚者であっても、初めてお付き合いをすることが嬉しかった
でも、彼は、毎週水曜日の夜と週末に奥さんの待つ家に帰っていたの
それは仕方のないことだと思っていたんだけど、月日が経つにつれて、お互い仕事が休みの日はドライブしたり食事したり普通の恋人みたいに過ごしたいって思うようになったの
だから、わざと水曜日の夜、彼の携帯電話に電話したのよ。「会いたいって」言ったわ
そしたら、「パパ、だっこ、だっこして、パパ、パパ」って甘える女の子の声がしたの
彼は、結婚してるけど子供はいないと聞いていたから「その子、誰」って言ったの
彼は「親戚の子」って言ったわ。そしたら奥さんが大きな声で「は?何言ってるん」「親戚の子じゃないでしょ」「あんたの子供やん」って喚き散らかしてたわ。その声に女の子は泣きじゃくるし
奥さんは、彼に向って「誰と話してるん」「変わって、電話変わって」と言って、電話を彼から取り上げて、わたしに対して「あんた、誰?」「どこの人」と激怒したの
わたしは、彼が自宅に帰っていることを知っておきながら電話したことを後悔したわ
同時に、奥さんの迫力に恐怖まで感じて電話を切ったの
最終的に彼は、自分に子供がいたことを黙っていたことに詫びながらも、毎週水曜日、週末に子供の顔が見たかったと。一度でも自分の子供を親戚の子だと言ったことに対して、子供に申し訳なかったと言ったわ
でも、彼はもともとゲイなの。世間体や親の勧めで結婚したけど、やっぱり男の人が好きで結婚後、数ケ月したら男の人の出会いを求めるようになっていたんだけど、今考えると、奥さんや子供、わたしに対しても裏切っている、どっちつかずみたいな感じだったなぁって思うの
練習のために女性と付き合うのは相手に対して失礼かも知れないわね
だって、女性からアプローチを受けてる訳だし、相談者さんに対して本気の面も感じ取れるの。付き合ったはいいけど、相談者さんが、やっぱり女性は無理だと感じたら、その女性はどうなるのかしら?自分は本当はゲイなんです。とは言わないでしょ?別の言い方をして別れることになったとしても、女性の方は気の毒よ。
お付き合いして上手くいけば問題のないことだけど、女性と一生添い遂げていく覚悟があるなら、こっちの人と遊びなどで付き合うことはやめてね
愛の言霊 (2020/05/19 Tue 19:16:45) pc *.243.122.204
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