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No.463015 Re: 友達の作り方

友人、親友というものは規定するのが本当に難しい。
でも、難しがっていてももっと友人形成から遠ざかるし、気楽な心構えで
過ごすことが第一かもしれません。
あたくしが思うのは、次のような姿勢が重要です。

（１）違和感に対して敏感過ぎないこと。
　　　すなわち相手をすぐに（気分で）シャットアウトしないこと。
（２）自分の拘りで囲わずに、「来るもの拒まず」の方がいい。
　　　その代わり、認めることと信じ合えることは違うので、信じ合える
　　　ためには、できるだけ詭弁じゃなく正直な思いで接することです。
　　　これは言い方さえ留意すれば、異論や非難的なことでも伝えること
　　　が可能なのだという真意。
（３）自分の思う親友像、友達像に期待し過ぎない。
　　　（２）の拒まず～に重なることなのだけれど、段階や回数を重ねる
　　　労を惜しまないことと、積極的であることに躊躇しないこと。
　　　躊躇して控えてしまう場合、そこで頓挫のように途切れてしまう。
（４）例え親友であっても大人の礼節やマナー、タブーについて良識をもつ
　　　ようにせねばならない。
　　　そのようなマナーの取り外された無礼講こそが友人たるものだと
　　　思いたいのは山々だけれど、学生時代のモラトリアムのつるみ仲間
　　　と社会人の場合は友人との接し方というものが変ってくる。
　　　つまりプライヴァシーへの踏み込みが真の友人とする憧れをいつでも
　　　必ずしも適用させるべきではない。
（５）お互いの都合で相手を利用しない。
　　　むしろ、相手がどんな状況であるかを損得無しに窺えて会おうとして
　　　相手もそれに乗って来てくれる（響き合いの持てる）段階に至らせる
　　　ことが重要で、かつ、難しい。
　　　相手のシリアスな面をかわそうとする良識よりも、そこに触れて話す
　　　ことに斬り込める自分であらねばならない。
　　　その時も話し方や話の提起の度合い（話し方）が重要となる。
　　　ズカズカと踏み込む冗談のノリの延長でそこを捉えてはならぬ。

どうした身の挺し方と会話が友人を作りやすくするかと思って考えてみたの
だけれど、論に囚われてそうすべきという訳ではありませんが、
このように考えてみましたの。
いかがでしょうか。あ・な・た。

あたくしは誘う側の勇気や実際に行動で示せることに愛を感じてしまう。
それは躊躇という良識を超えて本気で思う場合にできることだからです。
（そしてそれが利用の魂胆と判ることもある。その場合はそれで終われ。）

すなわち、あなたも距離感に敏感に迷うよりは、軽率でなく行動派を優先な
さるべきだと信ずるところです。

それから、その知人の「ゲイ名」のことだけれど、
あなたの神経質が黄色信号だとあたくしは思う。その人がそう思いたいこと
に添ってあげられることが友人を持ちやすい自分の志根にもなるのです。
そんなことはない、本気の友人や親友は一人二人でいいんだ、ということを
唱える場合は、それも違う。幾人も薄い友人が拡がる中で、やっぱり無二の
奴だと思える・その中の本気というものが少数浮上してくる＝
それが親友や本当の友達ということであって、最初から一人二人を本気度で
ターゲットを絞って親友になろうとアプローチしていくのは間違っているの
です。
気付けばいつも一緒に居てくれた、音信を断っても言葉をくれる、そのよう
な経緯を大切にして、また自分もそうあろうとする中で息の長い自分を明け
透けに見せられる誰かが出てくるのです。そして自分の意志で友人としたい
叫びを自分で挙げて思い込むのもそれでいいのです。あなたがそう思っても
相手は思っていないと確証までを必要としないでいいのです。

ということで、いかがでしょうか。
本名で信じ合える仲だけに囚われている場合、もちろん嘘で誤魔化す仲良し
でもいいという訳ではありませんが、枠組みの真偽を問うような姿勢で居る
と、永遠に欲しいと願う友達は幻影に留（とど）まるということになる。
https://youtu.be/0mp0yQN2hmo

真理之丞勇人帖 (2020/05/26 Tue 01:38:36) pc *.80.238.158

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