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No.463903 Re: 同性婚について

>自分の事だからってキレイ事になるかもしれませんが、人が人を好きになるのに性別は関係ないと思います。

その通りです。君は立派な考えを持った素晴らしい人格者です。
君みたいな考えの人が、もっとｘ２増えてくれることを願ってます。
しかし綺麗事だけでは世の中は渡れない。そこには守らなければならない法律やルールあります。
日本国憲法第２４条１項に『婚姻は、両性の合意のみに基いて成立、、、』と記載されている。

つまり日本国憲法では同性婚を想定していない為、これを認めるには憲法改正が必要となってくる。
その上、憲法改正は非常に難しく１９４７年の施行以来、一度も改正されていないとし、
『たとえ国民の支持があっても合法化は長い道のりだ』という弁護士の声もあります。

それに日本で同性結婚が認められていない現状が違憲であるかどうか争った裁判はまだない。
憲法学者の中には２４条1項に『両性の合意」』という文言があることで
同性婚は憲法の想定されたものではなく、憲法問題と認められずに棄却されると推測している。

━　参考までに　━
日弁連『同性婚を認め速やかに法令改正を。』日本弁護士連合会は、
「国は同性婚を認め、関連する法令の改正を速やかに行うべき」などとする意見書をまとめ、法相らに提出した。
意見書では、日本で同性婚が認められていない現状について、
『婚姻の自由を侵害し、法の下の平等に違反するもので、重大な人権侵害と言うべき』などと指摘している。
その上で『国は同性婚を認め、関連する法令の改正を速やかに行うべき』などと提言した。

でもこれは俺の個人的な考え方だけど、性的に関わらずマイノリティの人々と言うのは声高に権利を主張するのではなく、
一定の制限や、生きにくさを受け入れなければいけないと思うんだよね。今の日本ではこれはもう仕方ない事象だよね？

世の中のルールや仕組みはマジョリティ中心に成り立っているのだから、不公平だ、といっても後回しになるのはやむを得ない。
それだけ受け入れることができれば日本では何しても自由だし、
法律に縛られているわけでもないのだから、恋愛も生活も好きにしたらいい。

日本という四方を海で囲まれた島国にいると、情報社会の波に飲み込まれ、
ＬＧＢＴに対する風当たりの強さばかりを感じてしまい、未来に希望を見出せなくなってしまう人もいるだろう。
しかし実際は法整備が出来ている、いないを別としても、どこの国にも差別や偏見は存在していているのです。
ゲイ同士が手を繋いで歩くことが日常生活の中で当たり前のように見られる欧米の先進国でも、ヘイトクライムは確実にあります。

君の目には海を越えたあの国、その国の芝生は生き生きとした青色に映って見えますか？
それとも日本の芝生も、なかなか悪くないと思える瞬間を実感することがありますか？
それぞれが見つける価値観という生き方の形や大きさは異なるけれど、
まずは自分の幸せの在り方を考えて、これからの人生というベクトルの向きを見つけていけばいいと思うよ。

ソウザ (2020/06/15 Mon 00:44:35) pc *.83.53.146

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