
ゲイとして生きていく上での心や体の悩みを相談してみよう。ネット上にいる兄貴や弟が相談にのります。
こうした場合、思い起こして思い出すのは自分の落ち目の時と相場が決まって
いるのです。すなわち、あなたに何か他意が有ると見做されるのが社会の中の
ふつうであるかもしれない。
そして彼はふつうに考えてみれば、警戒するでしょう。
暑中見舞いというのがハガキだとして、あなたは何をどう書くつもりなのか。
いいえ、あなたが滅多なことを書かないということは解っている。
それも常識だからです。
あたくしは暑中見舞いという風の便りの風情のことを思い浮かべました。
あながち悪いものではありません。あなたがどこまでも良識ある人間である
ことが解る(文面の)場合、彼は彼でどうとでも誤魔化せるのもまた事実。
だから彼に響く可能性は無い訳ではないでしょう。
今時の電子光陰矢の時代に、葉書が舞い込むのはオツなものです。
そこにどう書かれているかも大いにそそられる。
どうしてこのように書くかと言えば、
あなたと彼のいきさつをあたくしは仲違いによる疎遠や別れの予感というもの
があってまでのことではなく、お互いの良識がそうさせた、そういう別れも
世の中には在ったりすると勝手に想像したのです。
だんだん嫌気がさしてなどでなく、元々そんな両想いでなかったとかいうの
でもなく、彼の境遇を境にしたお互いの思慮による疎遠。
そして距離が為させた自然の別離。
そういうことのような気がした訳ですがどうでしょう。
だから、あなたの回顧もあなたのそのハガキ案もあなたたちには自然な範囲と
まで思うのはあたくしの穿ち過ぎでありましょうか。
あなたたちは思いを遺したまま現在に至っている。
だからこそあなたの常識が暑中見舞いともなるのだった。
それが許される相手かもしれないという可能性。
しかし、時間は残酷です。
そのために、あなたの期待は何なのかが問題になってくる。
また彼とエッチに至るまで思うあなたである可能性も濃厚だ。
しかし、あなたの惜別の蒸し返しは、彼への純粋な追憶、総じて感謝の範囲で
あるべきだと思うあたくし。
それが受け入れられるのであれば、あなたは自分が怪しまれないだけの身の上
も綴り、賭けてみるのもありでしょう。
彼だって二人のフェードアウトを忘れて等居ないとあたくしならそう思う。
その際、あなたを懐かしんでも邪険に邪推などしないと思う訳なのです。
試してみる価値はある。
しかし、その文面をあたくしにお見せなさい。吟味して許可を出しまするわ。
あなたの淡い追憶の物語がふたたび甦るロマンチックにあたくしも期待する。
真理之丞浪漫籤 (2020/07/11 Sat 06:46:52) pc *.80.238.158
この回答が参考になった: 4人 (携帯からのみ評価可)