
ゲイとして生きていく上での心や体の悩みを相談してみよう。ネット上にいる兄貴や弟が相談にのります。
実際のところ、どうってことないような流れの文章なのに、
今読み返してみると、なかなか「読ませる」質問文で少し唸ると同時に、
あたくしの意見を書きます。
最初読んだ時から気になったのは、
あなたの告白吐露のこと。
それをどうして彼に告げて始めたのか。流れだったのか、正直が自分らしい
のか、少し解せなかった。
いや、成り行き上、なんでも話して親しくなろうとする、それを武器のよう
にして懇意さを最初から出す御仁というのはゲイ遭遇では案外多いのです。
変に相手に媚びるというか、理解を弾き出そうとする弁舌。
あなたは正直に、それだけの追憶という理由があったのだろうけれど、
今のこの相談でも、全体が「かけひき」めいた出来事にも捉えることができ
る訳で、
だからこそ、誕生日プレゼント請いとも受け取ることになった訳なのです。
「彼は自分から当座は離れない」という彼の判断会話軸。
脈無しの相手にわざわざバースデーどうのと勘違いになるようなこと言う
ことは少ない筈です。
返答の核心から逸れて申し訳ないのだけれど、
あなたが柔和で穏やかでも、馴染みも薄いのになんでも話すタイプなのかと
要らぬことを考えてしまったあたくし。別にいいのだけれどもね。
で、誕生日のこと。
あたくしの意見は、反対にカマかけ作戦はどうかと思いましたの。
彼を「わざとガッカリさせる」あっさり拍子抜けプレゼンテーションと贈答
とする。というのも、あなたの真意は、その彼とは割り切りで行くのでいい
いつ終わってもいいその場凌ぎ彼のままでいいのか、
いつか自分にもチャンスというものがまわってくるのかとまで思っているの
かどうか。
あなたに打算を求める訳じゃありません。
しかし、反応を観て見ると恋路はある意味面白い。
彼がバッタリと音信不通になるとか、そこはかとなく冷淡になるとか、
あなたは彼と言う人間性をそこで知ることになる。
あなたこそ穿った推察者で、彼は何も大きな他意はなく、ただの楽しみ再会
に彩を添えるまでの誕生日持ちかけ話だったのかもしれないこともある。
そして、思わせぶりに高価な意味深な振り向かせたいが如くのプレゼント
なんかより、あっさりとさっぱり、小さな何気ないものが却って気楽で、且、
思いの外大切にされたりするのが恋路の中のメモリアルとなるからです。
(精神的に過重な)重いモノは、その価値をあまり発揮しない。
だからあなたのサラッとプランに賛成です。
持参物は少なくて小さくていい。
それがケチだからそうなっているのか、そうではないのか、そこは魔法のよう
に解るものだから。
あ、あなたはセフレ止まりと書いているね。すみません。
それなら猶更です。
ところで、鬼の居ぬ間の邂逅もそんな気持ちなので許されるということのか。
いくらセフレ定款の二人でも、どんな場面でもあなたの良識というものは
恋の何よりもの特効薬になるのです。いい加減なことはしないようになさい。
ともあれ、
アッサリの中の光る本気。そういう恋物語にしてみなさい。
真理之丞涙色眩 (2020/09/03 Thu 01:05:51) pc *.80.238.179
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