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No.467633 Re: そこそこモテるけど

貴方の投稿を拝読して、俺の３０歳前後の状況と似てるなぁーって、、、。
俺は今が良ければ、という刹那的な生き方がカッチョいいと勘違いしてた。
セックス相手にも困らず、ある程度の収入もあったし将来のことなど深く考える事などしなかった。
でも３０歳を過ぎるとこのままではダメになってしまうと焦り、必然と将来を考えるようになった。

しかし『将来』というあまりにも大きなカテゴリーの中で、何が不安なのかその内容が漠然なものになってしまうので、
俺は頭のなかをマッサラにして、これからの自分に何が必要かと考えた。
まずは疲れ切った心を休めるためにはどうすればいいか、
そこに重点を置いてそれが達成されたら、次は自分の心が喜ぶ生き方を模索した。
結果、彼氏と出会う事もできたし、今はお互いにチャリで行き来出来る至近距離に住んでいる。

でも親の生き方（結婚）が当てはまらない俺たちゲには、人生の『型』が何であるか描きにくい。
その上、目標とするロールモデルが見えない、という問題はほとんどのゲイが感じてるだろうし、
その結果、将来の孤独が怖く、生きることに希望が持てない同性愛者もたくさんいることだろう。
その為には何か打ち込めるサークルに入り、ゲイだけじゃない普通の人間関係を充実させておくことも大事になってくるだろう。

人は誰もが明確な目標を持つことが大事だと分かっていても、
そもそも何をしたら良いのか、何を目指せば良いのかがわからず悩む時がある。
目標が設定されていないことには、どっちの方向に進んでいいかも分らず同じところを堂々巡りしてしまうことにもなりかねない。

でも、、、『ちょっと、これやってみたいな！』と、思ったらやる。
『これ、おもしろそう！』と、思ったものをやればいいんですよ。『やりたいこと』を重く捉えすぎないで。
『人生をより良く生きる』には、先ずポジティブな考えありき、そこからだと思います。

また老後の資金のことを考える事は大事ですが、
３０～４０代の内から『節約』『貯金』と、お金だけに気をとられて、友達関係を疎かにしたり、
老後のために今の生活をできるだけ切り詰めて、現在を充実させないのは本末転倒だと、思う。

そんな生活してたら老後を迎える前に疲弊してしまう恐れもあるしね。
なので俺は身体が動き行動力があり、金銭的にも多少の余裕がある『今』を有意義に生きようと思ってます。

ただし、誰と何処で生きる決断をしても、そこに社会生活を送る最低限の経済力がなければ、
ＬＧＢＴの幸せどころか、セーフティーネットでさえ享受することは出来ないのです。
なので一人でもやっていける生活基盤をしっかり構築して、
その上で彼氏がいれば２人でこれからの人生のベクトルを合わせていけばいいと思う。

しかし最終的にはパートナーがいてもいなくても、支え合える友達がいるかどうかが重要な鍵になってくるだろう。
馬鹿馬鹿しい事を言い合い、笑い、お互いに支え合う事が支合せ（幸せ）へ繋がる近道じゃないかと思う。
ゲイは孤独だとかネガティブにならず、できるだけ『今を楽しくすること』を積み重ねる。
そして『死はいつも意識しているけど、毎日楽しくやっていく。』それが俺の生き方です。

またこれからの人生をどう生きたいかは、過去の日々の時間をどう過ごしたかの蓄積です。
毎日頑張っても目標のない蓄積はサイコロを転がすようなもので、主導権を握れずに行き当たりばったりになってしまうだろう。
だからこそ自分がどういう老後を送りたいか、イメージを作って準備しておくことが最も大事になってくるに違いない。

本当にやりたいこと、成し遂げたいことは何か、今一度自分の内面に問いかけてみる必要があるかも知れない。
そうすれば価値ある目標はいくらでも見つかるだろうし、長い人生において明確な目標を持つことは生きる原動力となるだろう。
貴方が本当に達成したい目標を知る事ができれば、きっと充実した人生を歩んで行けるんじゃないかな？

貴方の幸せ祈ります。

ソウザ (2020/09/27 Sun 09:34:13) pc *.126.153.105

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