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No.468196 Re: 常套文句

確かに多いかも知れませんね。
この言い訳は、これが本当のことなら誰も文句を付けられない、やむを得ない内容だからでしょう。そして、やり取りが面倒になったり、興味の対象が写ったり、熱が冷めたりしたときに、相手が譲歩せざるを得ない言い訳として使っているのでしょうね。時間稼ぎしておいて、放っておけば察してくれるだろうと言う安易で短絡的な思考で片付けている。しかし、その相手はたまったものではない。信じて待って、そうした自分を責めて不信を増幅させる。
その苛立ちをどこにもぶつけられず、でも出逢いも諦めきれないジレンマに苛まれる。

でも、見方を変えれば、こんな軽薄な人と交わりを持たなくて良かったのかも。

故事に
魏の恵王は、宰相の公叔痤は死去する際に、後継のとして商鞅を推挙した。しかし恵王はこれを受け入れず、公叔痤はこれを見て「商鞅を用いることをお聞き入れくださらないならば、私はお前を殺すように進言した。お前はすぐに逃げた方がよい」と述べたが、商鞅は「私を用いよというあなたの言葉を王が採用出来ないならば、私を殺せというあなたの言葉も王が採用するはずがありません」と述べて、かえって逃亡しなかった。商鞅の考えどおり、恵王は公叔痤が耄碌してこんな事を言っているのであろうと思い、これを聴かずに公孫鞅を登用も誅殺もしなかった。魏を出て秦に仕え、その後、秦によって魏は滅ぼされた。
公叔痤は、主従の信義を優先させたが、同時に友としての信義をも通した。人は軽薄な者とは交わりをもってはならない。

・人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ。それでもなお、人を愛そう。
・何か良いことをすれば、隠された利己的な動機があるはずだと人に責められるだろう。 そ
れでもなお、良いことをしよう。
・成功すれば、うその友だちと本物の敵を得ることになる。 それでもなお、成功しよう。
・今日の善行は明日になれば忘れられてしまうだろう。それでもなお、良いことをしよう。
・正直で率直なあり方はあなたを無防備にするだろう。 それでもなお、正直で率直なあなたでいてほしい。
・思考に気をつけよう、それはいつか言葉になるから。
・言葉に気をつけよう、それはいつか行動になるから。
・行動に気をつけよう、それはいつか習慣になるから。
・習慣に気をつけよう、それはいつか性格になるから。
・性格に気をつけよう、それはいつか運命になるから。

あなたにとって、貴方を真に大切にしてくれる方との出逢いがあることを信じています。

迦楼羅 (2020/10/23 Fri 16:08:45) pc *.8.13.0 メールを送る

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