
ゲイとして生きていく上での心や体の悩みを相談してみよう。ネット上にいる兄貴や弟が相談にのります。
「執着」から「愛着」にしよう。
今の貴方は、手放したくない恐怖心や憎しみ、嫉妬などの感情に支配され、苦痛に苛まれている。この我欲はとどまることはなく仮に何かを得たとしても満足感は得られることはない。それが増えれば増えるほど、苦しくなりジレンマに陥っている。
愛着とは、慣れ親しんだ物事に深く心を引かれ、離れがたく感じる事を言いう。ここには愛情が内在する。愛を根底に判断や選択ができれば、たとえ手放す選択であろうが憎しみや嫉妬などの感情が湧くことはない。
執着と愛着は同じこだわりではあるが、執着は心が囚われた状態(心の貧しさ)を表す(-)のこだわり。愛着は心に宿った状態(心の豊かさ)を指す(+)のこだわりと言える。
たとえば20年間も使い続けている湯呑み茶碗。我が子が小さいころに小遣いを貯めて買ってくれたもの。金額にすれば千円ほどの茶碗ででもその湯呑みは、世界にたった一つしかない。すっかりと手に馴染んでいるそれは、いつも自分の傍にいてくれた。思い出がいっぱい詰まっているかけがえのない湯呑みだ。この湯呑みがあれば、他のものなど欲しいとは思いません。これが愛着だ。
一方の執着とは、常にもっともっとと欲しがる心。高価な湯呑みを手に入れた瞬間に、また別の焼き物が欲しくなってくる。「手に入れた」という満足感だけを追い求める。そしてその満足感は永遠に充足しない。。
対象に対する見方や受け止め方、考え方を相手を思いやることから始めませんか。
迦楼羅 (2020/10/26 Mon 20:04:54) pc *.8.13.0 メールを送る
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