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Re: 未来予想図

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No.469879 Re: 未来予想図

市中感染が拡大している中であっても、よく「自己責任だろう」「自分は若いから大丈夫」と安易な受け止めと危機感の欠如が著しい。それによって自分が感染してしまうことは自業自得にしても、知らず知らずの内に周囲に感染させ、万一、死に至らしめる結果を招いたとすれば、それはもはや、自己責任の範囲を明らかに逸脱している。認識の甘さが多くの人々を恐怖と苦しみのどん底にたたき込んでいることを忘れてはいけない。

確かにどこで、どの様に感染するかは不確定だ。不確定だからこそ、個々の不確定要素を可能な限り排除し、むやみに怖がるのではなく、正確な情報と根拠に基づいて、自分が感染しないようにするだけではなく、周囲の人々に感染させないという意識を根付かせなければならない。

医療崩壊寸前の今日、辛うじて医師や看護師の使命感に支えられてはいるが、限界に近づきつつあり、いわれなき差別や激務に耐えながらも命の尊厳と向き合っている。感染良好前から医師や看護師不足が叫ばれていたにもかかわらず、有効な対策を取り得ず、切羽詰まった現在でも、その矛盾を背負わされ続けている。感染を防ぐことは、これらの人々の重荷を軽減することだと言うことも意識してほしい。

新型コロナ対策費の一部として地方交付金(使い方は自治体の自由)にしても、その費用から公用車を8台購入(自動車業界を援助を名目)している。本来もっと優先すべき対策が在るにもかかわらず首をかしげる使い方もしている。

新型コロナウイルスには、誰も抗体(免疫)を持っていないため、集団免疫を獲得するか、ワクチン投与によって抗体を獲得する他はない。しかし、人間とウイルス、細菌との戦いは人間の歴史でもある。今後も変異を重ねつつ、人間に襲いかかってくることは確実だ。

細菌でさえ、ペニシリンという画期的な抗生物質が生まれ多くの命を救ったが、これに耐性が生まれ、メシチリン→耐性→バンコマイシン→耐性(多剤耐性)というように追いかけっこになっており、そのスピードも速まっている。ウイルスもそれに対するウイルス薬が生み出されるが、すくにウイルスの変異に伴って効果が薄れ、新たな戦いを挑まれている。

それにいかに備えるかは、人間の英知と努力によってのみ、それらに打ち勝つことができるのかも知れないが、永遠の戦いとなろう。

確かに「お願い」によって、他国に比べ真摯に感染を抑えられている国は希だろう。マスクの着用率も高く、予防対策も可能な限り励行している。その国民性は賞賛に値しますが、それにも限界が近づいている。季節的なことやコロナ慣れなどの要因もあろうが、どこかに人間の傲慢があるように感じている。

いずれにしても、人の命を選別しなければならない事態にだけはしてはいけないと肝に銘じなければならない。

迦楼羅 (2020/12/18 Fri 16:52:07) pc *.8.13.0 メールを送る


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