
ゲイとして生きていく上での心や体の悩みを相談してみよう。ネット上にいる兄貴や弟が相談にのります。
>職場の8歳下の後輩くんが可愛すぎて恋をしました。
>仕草は女性的な所もたまにあり、下ネタや恋の話に興味を示さないので同族かな?と思っています。
ゲイにとって一番のハードルとはなんなのかを考えた時、その一つがカミングアウトじゃないかな?
ホモネタOKなノンケもいたり、そう言ったことに対しては完璧に嫌悪を抱くノンケもいる。
ノーマルがゲイを理解するのは、マジ難しいことなんだよ。
『好きだから付き合って』という言葉には、
相手を恋愛関係で拘束するというネガティブなニュアンスが含まれてしまうのです。
カミングアウトは勇気のいることなんです。
思いきってカミングアウトしたはいいが、『生理的嫌悪』というどうしようもない問題に直面する場合もある。
それは綺麗事では済まされないマイノリティ特有の『永遠の課題』なのかもしれない。
なので生理的な違和感だったり嫌悪というものと、我々マイノリティはこれから上手につきあっていかないとダメだと思う。
2015年に起きた一橋大の学生が友達に告って、告られた相手は自分でどうして良いのか分らずに
『アイツはゲイだ』とネット上で拡散してしまい、告った学生は自殺してしまった事件があった。
(裁判沙汰になり最近和解した。)
同性愛者のカミングアウトがゲイを理解できない普通の人達にとって『重荷、ストレス、精神的苦痛』になってしまう事も事実。
なのでゲイを理解できない人達にとって、同性愛と変態趣味は同じ程度の扱いになってしまう恐れもあるのです。
相手のことも考えずに自分がスッキリしたいから告白するというのは、自分勝手な行動であることを自覚しなければならない。
告白後、表面的には友人関係を維持できても、精神的な距離が開いてしまう、という事は充分に考えられる。
大切な人ならばもっと慎重に行動した方が、自分の為にもなるんじゃないのかな?
それにカミングアウトをする価値は、どれほどのものなのか?リスクを背負ってまでする価値はあるのか?
今まで築きあげてきた信頼関係が壊れてしまうかも知れないという、デメリットを念頭に置く必要があるのです。
叶わね恋は辛いけど、乗り越える勇気を持つ強い心も必要になってくる。
俺が君の立場だったら、後輩君が何か仕事で困った時には腕まくりして、
自分の中で蓄積された知識が後輩君のために役に立つように、全力で応援するだろう。
結果、後輩君だって喜ぶ場面だってあるだろうし、お互いにwin-winの関係を構築できるだろうから。
これからも同じ職場にいる限り、顔を会わせる限り、多分忘れることは出来ないだろう。
でもそれでいいんじゃないかな? 時が経てば好きという気持ちもいい具合に風化させてくれるだろうから。
それじゃダメなの?
ソウザ (2021/01/18 Mon 20:54:56) pc *.126.150.27
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