
ゲイとして生きていく上での心や体の悩みを相談してみよう。ネット上にいる兄貴や弟が相談にのります。
はじめて投稿させて頂きます。よろしくお願いします。
アウティングをされてしまい、訴えようか考えてます。
相手は同業者で同じゲイなのですが、共通の相手先にゲイであることをアウティングされてしまいました。
本人はもともとオープンにしてキャラクターとしていたようですが、私は仕事柄イメージも影響する職種なのでオープンにすることを控えていました。
相手先や顧客に影響が出てしまうのではないかと不安や猜疑心に苛まれたりしてしまいます。またアウティングされたことによって、プライベートな恋愛や性行為に対しても、不安感であったり精神的苦痛を伴っている状況です。
アウティングされたことのある方はいらっしゃいますでしょうか?
またどのように対処されましたでしょうか。
よろしくお願いします。
K (2021/01/26 Tue 01:02:37) pc *.239.74.113 メールを送る
お困り度: 緊急
まず、アウティングとは、本人の了承を得ずにそのものが公にしていない性自認(自分の性をどの様に認識しているかどうか)や性思考(恋愛や性愛がどの様な対象に向かうか)を暴露することを言います。これらを放置すると拡散が拡大する可能性があり、精神的消耗は勿論、職場にいづらくなり仕事を失ったり、家族にしられたりとリスクがあります。
刑事上の責任
① 刑事上の「名誉毀損罪」「侮辱罪」に該当します。
名誉毀損罪はと侮辱罪は親告罪(被害者からの告訴がないと検察官が起訴できない犯罪)ですので、被害届の提出だけではなく、告訴が必要です。
警察に被害相談するときに、相手方との関係、具体的なアウティングの内容を伝えましょう。
民事上の責任
① 損害賠償請求
加害行為、損害の発生(精神的苦痛も含む)、因果関係、故意・過失を特定し、相手側に損害請求する。
② 謝罪の請求
罪の意識を認識していない人や不注意でアウティングをした人については、今後も繰り返す可能性があるので、その事実を認め謝罪してもらう。
③ 名誉回復のための対応
これらについては弁護士に依頼して相手方と任意交渉してもらうのも効果的です。万一裁判になった場合にはやはり専門家の手助けが必要です。具体的には弁護士さんに相談して下さい。間違っても自分一人でで解決しようとしないように。
いずれにしても、相当の労力と費用、時間がかかります。まずは、経験豊富な弁護士と初期相談して下さい。電話相談無料のところもあります。
まぁ、軽薄な人との交わりはするべきではないことを肝に銘ずるべきでしょう。
あなたのご検討とお幸せを心からお祈りいたします。
迦楼羅 (2021/01/26 Tue 21:34:40) pc *.8.13.0 メールを送る
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