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No.472421 Re: 現実に活動をしている

先の相談について、こちらで回答します。
レズビアンのカップルへの精子提供経験があります。婚姻関係はありません。

絶対に必要なのは、子供の幸福を第一に考えることです。
まずあなたのカップルと、レズビアンのカップルが、十分に信頼関係を積み重ねておくべきだと思います。
また、理解ある弁護士に入ってもらい、法的な面での同意文書を整備することは必須です。
生まれた子供をあなたの子供にするためには、相手がその子を養子に出さなくてはならないはずだからです。相手がそれを拒否すれば、あなたが親権を得ることはほぼ不可能になります。（産んだ女性と事実婚関係以上がなければ、あなたに親権は認められないでしょう。）

なお、日本では同性カップルは里子を取れませんから、法的にはあなたたちカップルのどちらかだけの子供（養子）となります。万一養子縁組をした男性が死亡したらもう片方はその子に対して赤の他人になる、というリスクは消せません。

お互いの同意、そこには出生や親権ということだけだけでなく子供の養育に対して両者がどう関わるかも含まれますが、それが確定していなくては、トラブルが生じたときに最も不幸になるのは子供です。信頼関係が重要なのもお分かりでしょう。相手の女性を都合のいい子宮提供者と考えるのは危険です。

なお、二人子供をなして相手の女性カップルにも子供を残す場合、産んだ女性からの養育費請求権はあらかじめ法的文書で放棄させることができますが、子供からの認知請求は拒否できません。向こうのカップルが金銭的に困窮して、子供に認知請求させるリスクも考えておかなくてはなりません。相手の経済状況なども考慮する必要があります。

子供が世間から後ろ指を差されるからすべきではないという意見には私は同意しません。
すでに日本でも家族の形は多様になっており、変化せざるをえないのは社会の側だからです。

法の後ろ盾がない今の日本でゲイカップルとレズビアンカップルが協力して子供をなすということは、このようなハードルをクリアしてやっと可能なのだと思います。このような機会はめったにないと思います。しかし機会が得られたのなら、やったらいいじゃないと私は思います。
子供を望むレズビアンカップルは少なくないので、子供を一人向こうへ残し、一人こちらにもらうことを条件に協力者を募ることは不可能ではないと思います。

拓真 (2021/03/14 Sun 15:56:53) pc *.239.163.57

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