
ゲイとして生きていく上での心や体の悩みを相談してみよう。ネット上にいる兄貴や弟が相談にのります。
こんにちは。私もそういう時期を経て現在がありますので、お気持ち痛いほどよくわかります。その上でお話をしたいと思います。
あなたはある重要な存在を無視し続けた結果、現在の苦しみを感じています。
特にご自身がゲイであると気づき、実際にゲイの世界に入り、それなりにゲイとしての活動をしてきたと思います。
周りのゲイがどんなことをしていて、どんなファッションで、モテ筋はこんなことをして、ジムに通ってみたりと色々と試してみたはずです。そしてそれはこの世界の人はみんなそうするのです。(私もそうでした。)
しかしこうした活動の裏で、必死に「私はこうしたい」「私はこれが好きなんだ」「私はこんな将来を望んでいる」と訴えている人物がいたのです。
誰だかわかりますか?
「あなた自身です。」
あなたは、ゲイという社会に限らず、自分以外の人や物事に対してばかり注意を向け、自分という存在に目を向けることがなかったのではないでしょうか?
ご自身が本当は何が好きで、何をしている時が心地よくて、何をしている時が夢中になれる時でしょうか?そしてこれからの人生どうすれば、この人物(つまり自分)が心から満足する人生、そして死を迎えられるか・・・。真剣に考えたことがありますか?本当の私(あなた)はあなたに対して、いつも訴えていたのです。私に気づいて欲しいと。この私を大切にして欲しいと。
しかしあなたにはその声は届かず、ただ他者という存在に目をむけ続けてしまったのです。繰り返しますが、それはゲイの人は本当にそういう人が多いのです。なぜならゲイであるとうことそのものが劣等感だからです。
さて、冷静に考えてみて下さい。
短髪で、髭で、ラグシャツに短パンで、ガチムチで、ツイッターのフォロワーがたくさんいて、週末はワイワイ飲んで、夏はビーチでシャイニーゲイで、イケてる友達とタイに遊びに行って・・・
これがあなたの本当の幸せですか?これって誰かが決めた「理想」なんじゃありませんか?
あなた自身が本当に楽しいと思えること、あなた自身が本当にこれをやっていると心地良いと思えることは、今述べた誰かが決めた理想では絶対にないはずです。あなたはこの誰かが決めた理想を自分の理想だと勘違いしてしまっているから、現実のあなたとの差に苦しんでいるのです。
「早く一人になりたい」のは現実を見てその差を感じるのが嫌だから、
「だからと言って一人を満喫」できないのは一人でいることが悪い事だと思っているから。
本当に自分を愛し、自分のやりたいこと見つけ、自分を大切にしている人なら、他人の存在などどうでもよく、むしろ一人でいる時間こそ、自分と向き合える最高の時間として楽しめるのです。
そしてもうお分かりの通り、今こうして苦しみを訴えているということが、あなたが本当に自身自身と向き合う時がやってきたということです。無視し続けた本当の私(あなた)の声を聞く時期が到来したのです。30代なんですよね?全く遅くありません。はっきり言ってちょうどいい時期です。
ずいぶん長文になったのでこの辺で終わりにしますが、
最後にこれから自分と向き合うあなたに大切な考えるきっかけを伝えます。
あなたは
子供の頃何に夢中になりましたか?時間を忘れて没頭したものはなんですか?言われなくても上手にできたものはなんですか?
一つ或いは複数あるいはずです。これがない人はいません。
「〇〇をしている時」という「動詞」を探して下さい。その動詞には必ず「心地よい」という感覚がくっ付いているハズです。それを思い出し、実際に今それをやってみてください。それがあなたの本当にやりたいことであり、あなたの人生の使命へと繋がっています。根気よく見つけて下さい。必ずあります。
それが見つかれば、他人なんてどうでもよくなります。自分がイケてないなんて笑っちゃうぐらいどうでもよく感じます。
応援しています。あなたの人生は順調に進んでいます。安心して下さい。
では。
r (2021/07/06 Tue 11:27:32) pc *.83.2.236 メールを送る
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