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No.481721 Re: グループにいた人が突然抜けたらどう思いますか

こんにちは。

その集団ですが「友達」ではありませんよ。

多くの人が心に「劣等感」を抱えています。
そしてゲイの場合「ゲイであるということそのもの」を劣等感として捉え、社会生活を送る上での「支障」と考える人がいます。
この「性」と深く関わる劣等感は「【私】という存在そのもの」を意識的・無意識的に肯定的に捉えることができなくなる非常に厄介な劣等感の種類です。

しかし同じゲイ同士が集まると、そこに「待避所」が形成されます。
日頃感じている自身を否定的に捉える劣等感がその時だけ感じないようになるからです。
人間は根源的に「安心」を求める生き物ですから、こうした待避所を得たゲイは、なるべくこの空間にいたい、この空間の住人になりたいと思うようになります。（本当の「居場所」と勘違いするのです）

これによって、
友人は全てゲイ、ゲイが好むファッション、行きたくもないジム、週末はゲイーをハシゴ、夏はプールで物色、風呂屋でウロウロ、寂しくなればハッテン場・・・
という頭の先から脚のつま先までゲイの世界どっぷり人間が出来上がるのです。

そのグループのボスやその取り巻きの存在も、そのグループという待避所を支配するという方法で、やはり安心を得ているだけなのです。

そしてもうお分かりの通り、これは自身の劣等感を感じないようにするために逃げ込んた待避所を本当の居場所と勘違いしただけであり、本当にその人にとって、もっと言えばその人の人生にとって相応しい居場所とは言えないのです。

質問者さんは、年齢を重ね、経験を積み、人間として成長したことで、ご自身でも気づかない程の心の奥深くで、「あれ？このグループ俺の居場所じゃない」とお感じになったのだと思います。
もしあなたの心の成長がなければ、周囲の言動に対する違和を感じることありませんし、あらゆるものを捨ててでもその集団にしがみつこうとしているからです。あなたは成長したのであり、あなたの人生は順調なのです。

長くなりましたが、最後に一つだけ申し添えます。
「人間関係が下手」
という部分があなたにとっての最大の武器です。
今それを否定的に捉えていると思いますが、あなたという人間にとって「独り」というのが重要なキーワードになっていることは間違いありません。

「独り」なんて聞くと、また寂しさがこみ上げてくるかも知れませんが、これはあなたの癖である「比較」によって生じる感情です。
人間は所詮皆孤独であり、独りです。

子供の頃、独りで没頭したものは何ですか？
独りでやっていて誰かにバカにされたものはありますか？
実は独りでこっそりやってみたいものはなんですか？
きっとその中に、あなたの人生を向上させ、周囲なんて一切気にならない程に夢中になれるものあるハズです。

心からあなたを応援しています。では！

r (2021/12/19 Sun 11:27:43) pc *.64.249.252 メールを送る

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