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No.485590 Re: 彼氏の元彼

人間は「だらしなさ」や、「なし崩し」や、「ざっくばらん」を軽視しながら
も、その「楽ちんさ」に靡いてしまうものなのです。
これは、本気本命彼（彼女）よりも、「気の置けない（何でも許される）」
ような友人知人元彼の方に磁石のように吸い付かれて行ってしまい、
本当に欲しい理想とはかけ離れて、実際には、「どうでも許してくれる元彼」
に気が休まり、割いてしまう時間が矛盾して多くなる、という現象でもある。

離れてみて思うことは、
あの気安さとか打ち解けた何でも話せた時の自分の心の安寧を思い出すもので、
勿論本命恋人とそういう道になって行ける場合もある。
でも、本命には、自分を理想化させることや、無理させることを
相手では無く自分の側に自分で課してしまい、結果的に、どこか完全弛緩の己
で居られていないという時間もできるし、会えない間もそうした想念で自分を
窮屈にしてしまう事が在ったりします。

傍目にはだらしなさとか、けじめの無い男と映る訳だけど、
当事者には当事者だけが肌で感じている吸い寄せられ感がまとわりついたまま
ということが多い訳なのです。

あなたのその彼は、その元彼に愛想を尽かしたのでもなく、辟易して立腹まで
有った訳でもなく、要するに、感覚感情的には恋人を突き抜けて、上記のよう
なある種の魅惑の桃源郷のような場所が元彼の存在だということでした。
（と仮に決めつける）

その場合、あなたが不安を抱くのは当然です。
では、このような場合、どうすればいいのかと云えば、
彼を囚われの身にしようと攻勢をかけるのではなく、彼は泳がせて放任でいい、
その代わりあなたに覚悟は要りますが、
その覚悟は別れても仕方ないという覚悟ですが、
不自然な形ではなく、あなたが彼の心までも奪うまでの自分の存在を魅せる
必要性が出て来るということです。
そしてそのことへの腐心があなたが疎ましくてできないようなあなたの気質と
行動力の場合、あなたはそのエッチ無くても元彼には人間味で負ける
ということなのです。
この話の時、お互いが歩み寄るということを思うような人間すなわちあなたの
場合、あなたはともすれば自分が分が合わないと疑問を抱くようなことに
なる可能性もあって、その時は、あなたはその遠距離恋愛をモノにはできない
ということとなる。
だからと言って乙女チックに献身や慰め・同情を無理に捧げよということでは
ありません。要は堂々として、彼の話を聴いて応えられる自分なのかという
ことが肝要で、自分の人間性が問われてくるということになっていく。

とどのつまり、これはエロスでもなく「新鮮味の賞味期限話」でもなく、
あなたは彼をどこまで知ることができるか、答えることが人間性でできるかと
という命題なのです。
そしてあなたといる時の方がその彼は本当の自分で居られるようないい加減さ
も通用するか、また同時に、それ迄とは違う自分を二人で築きたいと思わせ
られるかということであって、簡単に言えば、彼を許せるかということと、
彼の恋人として自分が（尊敬もされるような存在足って）揺らがないかという
ことになるのです。

つまり、あなたは堂々として彼が勝手に元彼磁石に吸い寄せられても平然と
していればいい、その代わり、許せることと赦せないことの線引きは彼には
それとなく伝えて示しても行かねばなりません。

曖昧でふわふわした回答になりましたが、今回のあなたの問題は「居心地」と
「馴染みエロスの習慣化」という垣根の問題なのです。
彼らのエロス回顧を阻止するのではなく、あなたが彼らの懐古趣味を超える
ような人間味を浴びせなければいけない。
それでないと、不安だけが増大していき、猜疑心男として解れる羽目になって
しまう可能性が高い。

上記をよくよく検討してみてくださいませ。真理様より友愛を篭めて。

眞理
https://youtu.be/imGaOIm5HOk

真理之丞新鮮組 (2022/05/15 Sun 14:50:50) pc *.165.212.240

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