
ゲイとして生きていく上での心や体の悩みを相談してみよう。ネット上にいる兄貴や弟が相談にのります。
他人からすれば今更何でも無さそうなことでも、本人にはとても重大な心の傷と
いうものが実は多いものなのです。
あなたは本当に苦しんで生きて来たのでしょう。
過去の自分を客観視もできる大人になったからこそ、過去の自分が切なく苦しい
ということなのです。それだけあなたは耐えて頑張って来た。
その頑張りを誰も真の意味で癒やしてもくれないのが大人社会と時代の進化です。
あなたは過去の自分を省察なさい。封印は傷を深めるのです。
自分がどうであったか、ありのまま放置で済むことは世の中は無いのです。
つまり、これは、そう揶揄われイジメられても仕方なかったあなたであったか
どうかという意味。
それと同時に、その・あの時代を回想なさい。
軍国主義を経て発展著しかったその時代の日本の中で、
生めよ増やせよの高度経済成長の流れの延長時代に、誰もが一丸となって
等しく同化して安心と強さを持とうとした名残を受けて、生産性の無い異形の
性を髣髴とさせたあなたは除外視されなければならなかった。
それほど未熟で無知な時代だった訳でした。
しかし、西欧でも、ゲットーで息を染めて生き延びる命の闘いも在った訳なの
です。貴族社会が根底に横たわっていた西欧とそのピューリタンの流れ着いた
先の新大陸でも、大航海で乗り込んだ南米でも、
どこでも涙する迫害の歴史がありました。
要は、苦しんでいたのは日本のそのあなただけはなかった訳なのです。
いつでも環境や時代の中で人間の価値は左右されてきた。
だから、日本のその時代には、あなたは虐められても必然性が有った訳なの
です。だからこそ、あなたは自分が周囲の中でどうだったか、そしてまたどこ
にそうなる原因が有ったのかを客観視しなければならない。
そして、それはおそらく今でも何も変わらない。
子どもの残虐性は日本中にまだまだ継続中。昔よりはきれいごとを標榜したり
黙ってしまう社会にはなったかもしれないけれど。。。
あなたは何かで過去の心の傷を、またあの時の残像を薄めて逸らそうとするの
ではなく、あれはあれで自分を内面に向かう心を育んで己を生かさせたのだと
思いましょう。
加害者は大人になったら全部無かったことにする。
被害者は年を重ねるほど越し道が鮮烈に甦り、心の奥が締め付けられる。
しかし、そうとしかならない道と人間群像ということなのです。
そして、それだけ人間は弱い。弱さがすべての元凶なのです。
あなたは苦しんで辛かったけれども、強さを纏った。しかし、それこそが生き
ていく為の最大の武器なのですよ。
過去をそのまま受け容れて、その上で、「これで善し」と顔を上げなさい。
今からの自由で恥じない道をあなたは周囲を蹴散らして歩んで行きなさい。
平気な顔で。
そして、寂しさと辛さを埋めてくれる心の会話のできる恋人を捜しなさい。
たとえ、何才のあなたであってもです。。。
眞理
https://youtu.be/tzaUVj8oHok
真理之丞葦牙夢 (2022/05/19 Thu 22:06:03) pc *.165.212.240
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