
ゲイとして生きていく上での心や体の悩みを相談してみよう。ネット上にいる兄貴や弟が相談にのります。
あなたの日常に敬意を捧げます。
当人でしか解らないストレス、悲しみ、苦しさを吐露することですら自己攻撃
のような苦悩をだかえておられることを察して余りある。
あなたは先ず、ご両親の人生を考えてみてください。
どのような時代にどのように、そして、あなたはどんなご両親の姿を垣間見て
生きて来られたでしょうか。今の老境の姿ではなくて。
兄弟姉妹が居る場合、多くの場合、兄弟の末っ子が(不思議と)親を看る境遇
となるのです。この偶然の傾向のような現象には実は訳が在る。
それは、家族の時間性によるのです。
すなわち、末っ子のあなたが(また末っ子で無い場合でもいい訳ですが)
ご両親の姿を、もっと言えば、ご両親の腐心の歩みを全部目撃して育っている
ことが多く、
末っ子は(親にとって)可愛いとか、可愛がられてとかもよく言いますが、
それは甘やかされてヤワに育てられたという意味ではなくて、
実は、愛情を注ぐことの意味として、ご両親が一番自分の思いを向けて歩む
ような実態が一番多く、それは、母親の声、父親の姿を一番身近に見て育った
ことの摩り替え言葉であることが多い訳なのです。
つまり、あなたがご両親の気持ちの受け皿だった可能性がある。
すなわち、(ずっと)ゲイで(来て)単身だからなのではなく、
あなたに注がれた親の愛情のダイレクトさであるとか、あなたの側からすれば
子ども時代はそんなに意識していなくても、振り返って思い出す場合、
いかにご両親が懸命であったかをあなたが一番感じて育つことになっていると
いうことがありはしないか、それをあなたに問いましょう。
あなたは年齢で焦りを感じ始めているかもしれません。
しかし、ゲイである自分を憂う尺度で全てを俯瞰するのではなく、
あなたはどう何を目撃して育っているのか、
そのことを今一度あらためて自問自答してみてください。
もしも、上述したような愛情の反射と心への刻みを何も感じないまでにあなた
が親に対して殺伐とした思いしか思えない(育ちの)場合、
そして、まさかのように自分はどこか兄たちとは違ってと、長じても未婚で?
軽んじられて来たようなまでに親からの愛という意味で寂寥感を確実に抱いて
来た年月であったのならば、
あなたはあたかも瀬戸内晴美氏のように出奔してもいいかもしれない。
それをあたくしは止めはしない。自分がゲイであると吐き出せる世界に向かい
なさい。
しかし、おそらく、あなたが今のようにしている理由は、
あなたが自分がゲイであることを目眩ませさせるように自分を誤魔化す一環で
やっているのではないのだと察したあたくしです。
あなたが一番ご両親の理解者なのではないですか。
そして、それが、あなたがゲイに生まれて来てよかったほどの、あなたなら
ではなの、あなたしかできない孝行心と感受性が備わっていたからこそ成せる
のだと察する訳です。あなたしかできないのだということです。
真理之丞宿命悧1 (2022/06/07 Tue 01:16:36) pc *.165.94.86
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