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No.492880 Re: 抱こうとしない既婚者の彼

20代半ばの青年のような相談文に感じたのですが、初々しいことですこと。
あたくしの私見になりますが書きましょう。

たぶん、その手の年増男はＨだけが目的でもなくて、
平たく言えば、嫉妬されたい、好かれたい、精神的に求められたいと、
とどのつまり、薄っぺらい自己満悦までは欲しがらずとも、
自分が無くてはならない存在としてあなたのエロ身体の上の頭脳を拘束したい
ような、そんなどこか年齢の分だけの焦燥感が隠れている優越感のようなもの
を欲しいのだと、そう思ったあたくし。

要するに、まんざらでもないどころか、無二の人として擽られたいのだ、
ということです。
そして、他の人とはするな、という縛りは、本気で怒ってそう思っている訳で
もなくて、生煮えのようにあなたを揺さぶって、
いわば焚き付けているのです。
何を焚き付けるのかと言えば、自分に来る、自分が思い人の先の存在である
ことへの焦らし（じらし）のようなあなたの衝動を。

年齢を重ねると、誰もわざわざ求めては来ないような傾向がある。
そこに来て自分がエロ感情までも透かし見える年若い年下にまだまだ恋愛対象
として求められる、その生きる活力や醍醐味みたいなものへの渇望が彼には
心の奥底にいつでも焦りと共に存在している可能性がとても高い。

だとすれば、あなたはどうすればいいのか。
そこには二つの二律背反姿勢が求められる。

１）あっさりとすげなくする。それで相手も退(ひ)いて別れるなら仕方なし。
２）縋りまくるようにおかまいなしに強請(ねだ)る。拗ねる。怒る。
　　その結果、相手が白けるのなら、相手の我儘上等、別れてもいい。

しかし、あなたは別れたくないらしい。
うーむ。
あたくしが思うには、年齢が上であれば上であるほど、
また加齢が嵩じれば高じる程、精神的に擽られるように凭れ掛かられたいと
そういうことなのです。
あなたが下手に物分かりがよく、相手に応じて願望を伏せて隠してよき人間
であろうとするほど、その実、そういう年増男はどこか物足りないのです。
いわば、マゾ的サディスティックを行くようになるということ。
それを古来から日本語では「遊ばせる」とか「焦らす」とか「舐る」という。
あなたは釈迦の掌の上で悶えなければいけないという構図(笑)。

それから、他方で、Ｈ三昧の後には何が来るでしょうか。
それは「虚無感」そして「別れ」。
要するに彼はそこに到達したくない訳であって、若い頃の自分の衝動を思い
出そうともしないエゴをあなたにぶつけて居るということなのだ。
あなたに何かをがっかりさせる羽目になるかもしれないまでの予防線も敷く。

したがって、さっさとお別れしてそっぽを向くのが一番いいのです。
そんなややこしい精神的カマトト年増男には後ろ足の砂がお似合い。

それができるか否か。そこはあなたの強気しかない。
ぶつかって彼を揺さぶるしか方策はありません。
それでも乗ってこない爺様（兄貴）なのかどうか、あなたはそこでまた深く
考えましょう。

肩透かしを食らわすのは若き高根の花が似合う。
中高年が好かれたい焦らし遊びをするのは実は身の程知らずということです。
ではね。がんばってね。輝ける人生の時間を有意義にと祈る。

真理
https://youtu.be/UGDE4WjGi6c

真理之丞悶々愛 (2023/04/21 Fri 19:18:15) pc *.165.146.204

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