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Re: 家族も彼もいらない

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No.498357 Re: 家族も彼もいらない

あなた
すばらしい質問をなさいました。
あなたの疑問は非常に奥深くてあっぱれなものなのです。
生きるということの核心を衝いている。
無意識的に悩みを吐露したのだと思いますが、あなたの心の整理に役立てられ
たらあたくしの本望です。

あのね、人間関係全般に言えること、その要諦というか、重要な示唆として、
「付かず離れず関係性を保つ」ということが言われて久しいの。
それは、密で関係性や理解が深まり過ぎると必ず支障が起きるからなのです。
どういう支障かと言えば、知り過ぎたが故の憤慨というものが生じて来る。
そして、相手に対して在りのままの自分で平気過ぎるみたいな神経とか、相手
のことを気にしなくなるワガママや口調まで横柄が生じて来るのです。
だから、笑顔で居たい相手なのに、それが築けていた筈だったのに、濃密が徒となり気が付けば憤慨して腹が立ってしまう自分に自己嫌悪が生じるのです。

それで、それが嵩じてしまうと、嫌気がさして、その誰か喜ばせたかった人を
邪険にして、それが良かった時の思い出まで色褪せさせてしまい、下手を?
すると憎むまで思い始めることも無いではありません。これは極論ですが…。

だから、ほどほどの距離感を以て、必要以上に引き寄せない、踏み込まないと
いう姿勢で交際するのが笑顔賛同理解へのバランスの意味で重要で、
多少物足りないぐらいがちょうど善いことになるのですね。
お互いがリスペクトしたり、喜べるには節度が重要。
それが脳の発達した人間の、相互の好感度への分水嶺ということになる。

ただし、家族肉親やカレという存在ではそうは行かないところが難しい。
裏の裏まで知ったり感じたり、しかし、それを超える絆こそが上記で物足りな
かった皮相的な空虚な穴を埋めることになる。

つまり、とことん交わって知って関わって、それでも注げる愛を持たないと
人間の孤独は埋まらないというパラドックスが在るのです。
しかし、そこで嫌になる疎ましさを憶えて辛くなることも少なくない。
しかし、本当に独りでそれが(おそらく自分としては)苦しい人の場合は、
それと対峙しなければいけない。これは仕方なく向き合って超えようと努力は
求められるのが常にあるのだ、という意味です。

しかし、自分としては、その孤独さよりも怒りが自分の気分の平常性、ないし
穏やかさを上回ってしまうような場合は、縁切りも必要な場合もある。

あなたはどちらでしょうか。
斬っても切れないのが血縁な訳だけど、そこで重要なのは、その相手がいつも
過去も今も、からっきし自分本位の人であったのか、あるのかということ。
もしもそうなら躊躇は要らない。
放置で行くのが身を救うことの先に来るのが自分の人生の最良です。
しかし、その相手によって自分が生かされた過去や恩義が多少なりとも在るの
であれば、あなたはその生かされた事実に応えて報いることは重要。
そこでは、耐える以上に解決策を見出そうとせねばいけないこともある。

つづく

真理之丞選択肢 (2023/12/16 Sat 19:00:09) pc *.228.179.167


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