ゲイとして生きていく上での心や体の悩みを相談してみよう。ネット上にいる兄貴や弟が相談にのります。
海外で現在も含め、10年以上日本人駐在員家族を相手に仕事をしているものからの助言としてお聞きください。
海外生活が長いということは、お父さんは少なからず大企業にお勤めか、または会社の中でも責任のある重要なポジションの方だと拝察します。社会のマナーを特に重んじ、ある程度のステイタスを意識しながら生活されていることでしょう。厳しく躾けられているというのは、グローバル社会に出て恥ずかしくない振る舞いのできる人になってもらいたいという気持ちの現われだと思います。
お父さんは家庭でも、会社でもプライドを持って生活をされています。価値観もそのプライドから生まれてくるものです。
そこで考えられるのが、目の中に入れても痛くない自分の子供が、一般社会の中ではマイナーの部類に属するとわかったとき、とても不憫に想う気持ちから、お父さんなりの更生策を考え、あなたにとって何かしら縛りのある生活を強いると思います。それはあなたがまだ未成年であったり、就学中であればなおさらのことです。
まだ、ひとり立ちせず親元にいる間は、何を告げてもマイナスにとらえられかねません。あなたの性志向の自由を貫くことは決して悪いことではありません。しかし、それをみんながみんな100%理解してくれるということは、今の世の中では難しいのが現状です。
あなたが社会人となり、どのような方法でも立派に一人で生計を立て、経済的にも精神的に自信を持ち、満足している姿をお父さんに見せることができた時点で、打ち明けるのが一番よいタイミングだと思います。
時急いで、無駄な口論や余計な束縛を受けることはあなたにとっても不利ですし、自分を理解してくれないお父さんへの憎悪感が生まれ、親子関係にひびが入りかねません。
お父さんは元来あなたの味方です。いつもあなたの幸せを願っています。ただ、性志向をどんなに説明してもわかってもらえないときはわかってもらえません。今はお父さんへの感謝の気持ちとして、ぐっとこらえ、あなたにしっかりと生活力がついてから打ち明けたいときに、お話しするのが最良の方法ではないでしょうか。親だから子を常に守り信じてあげたいという気持ちがある反面、心配から生じる賛成できかねないことがあることも是非わかってあげてください。
今理解してくれている何人かのお友達を大切に、衝動的な気持ちをどうか抑えて賢明に生きていただくことを願っています。
しまうま (2010/01/13 Wed 01:45:52) pc *.186.8.239
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