ゲイとして生きていく上での心や体の悩みを相談してみよう。ネット上にいる兄貴や弟が相談にのります。
あなた、その彼とはいずれ清算しましょう。
好いた惚れたも当初の華。好きであること以上に生活観の差異は大問題になる
のが恋路なのです。あなたが彼から学ぶほどの差異であるのならよろしい。
しかし、あなたに巣食い始めたのは疑問視です。
彼の倹約魂は見上げたものですが、あなたは知っておきましょう。
「舌」は「生き方のセンス」と「感性」にとても密接な繋がりを持っていて、
美味を求めるのは、人生の生きる察知能力に深く関係しているのです。
彼もあなたに気を許しているからこその、そういう振る舞いとは想いますが、
それでも、彼の場合は、無頓着と鈍感、人情の機微を捨てたものであるのが
気になるところ。そのままでは、あなたの不満より先に、彼の表情や姿態に、
いずれ周囲から観た彼の様子として問題が浮上する可能性があるのです。
美味、味覚というのは、人生で不必要な吝嗇なこだわりかもしれません。
しかし、その味の、食材の言葉を超えた認識が生きるための一筋縄ではいかな
い思考力の源泉になることは案外知られていません。
知らなかったこと、経験しなかったことの経験。
そういう意味と同時に、それがどういうものかを背中で考える。
考えても答えの出ない満足感こそが、エクスタシーに作用もするし、物事の
判断軸にも作用するし、目も肥える。
したがって、貧しい内面性という悲しさをあなたの彼は持って行く可能性も
なきしもあらずです。感性が乏しくなる、ということも言えるかもしれない。
質素と倹約は最高の美学で、矛盾するようですが、味などどうでもいい、と
も言えるかのような彼の思考は人情や人生の機微に関係するものであること
は申し上げておきましょう。
年下にお金を出させない美学は回数を減らしてもたまの奮発で解消する美味
への礼賛に変えねばいけません。何かを履き違えた彼のポリシーを思います。
あたくしの提案では、あなたが先ずは、豪勢な食卓を用意して彼を傷つけな
いような演出と言葉でもてなすことの試みです。
それで彼が反対に文句や嫌味を吐くようであればあなたは別れることも視野に
置きなさい。
真理之丞舌と恋 (2010/08/09 Mon 01:31:09) pc *.18.176.53
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