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No.69585 Re: 出会い

おはようございまーす

ゲイと会ってみたいって　とっても純粋な気持ちですよね
そう願ったきっかけが　最初の出会いとなった、みんな同じだと思いますよ

高校二年の夏、稼いだバイト代で　生まれて初めて新宿二丁目へ行ってみようと思いまして　東京へ行きました

頭の中にイメージがあったんです
イカツイのやら　女装さんまで
見た目は違っても、みんなイイヒトで

同じゲイだよといえば、こんなガキでも温かく迎えてくれる
希望も悩みも　全てを受け入れてくれる理想郷だろう　とね

良くも悪くも　ぜんぜん違いましたね
週末の仲通りに立っているのは『自己主張』の塊のように見えました
偏見じゃありません
１７歳が感じた　素直な感想です

みんな精一杯ゲイのお洒落して、大声で騒いで
目がギンギンギラギラ　狩りしてるんですもん
見ようによっては怖いですよね（笑）

加えて、あそこは夜の水商売が基本としてある世界なので
まだまだ入っていけないように感じたなあ

ぽつーんと　ルミエール（本屋さん）の前に立っていると
青田買い専門の　兄貴やら　ヲサンが「一緒に飲もうよ」と声をかけてきます

でも言われたままについていくのはまだ躊躇われました
そいつが水先案内人になれば
そいつの知ってる世界が＝初めて見るゲイ世界になります

ましてやそのヒト個人と関わる方の比重が　先に高くなりそうな予感もしますから
まだゲイ経験が少ないのに、客観的な目で判断できるかなあ･･･
嫌だと思っても断りにくいんじゃないかな･･･
不安に思いますよね

イチローさんも似たような理由から　掲示板を避けたんじゃないでしょうか

その夜は、結局どこの店にも入らず、ホテルに帰って
買ってきた雑誌をオカズに抜いて寝ましたzzz　┐(´ー｀)┌

地元に帰って、夏休みの宿題を片付けに　図書館に篭りました

朝一番、まだ空気も涼しい　誰も居ない書庫の前に立った時
不思議な感覚に襲われたです
フラッシュバックのように　あの体験と比べ始めました

「読んでくれ～～！！」って　やたら立派で派手な装丁の本もたくさんあれば
そんなのに埋もれながら　地味に　誰かが手に取るのをじっと待っている　おとなしい本もいます
読まれすぎてボロボロ　利用者にあちこち書きこまれて　本来の目的を失い　お疲れ気味なのもありました

俺は寂しさと焦りを感じました
だって、俺っていう本にはまだなにも書かれていないように思ったからです

東京に出たら、どんなヤツとでも　関わってみようと思って、勉強室に戻りました

＞とにかく自分以外のゲイの存在を確かめてみたいです

それは本を読むというのとは違いますね
書店をただブラブラ散策したり　暇つぶしに眺めて歩くようなものじゃないでしょうか

”ゲイという人種を見たいだけ”なら、二丁目を歩くだけでいいです

でも　誰かと知り合う、というのは、その距離ではないんじゃないかな？
手にとって、開いてみないと、わからないし
一冊一冊　イチローさんと同じように　違う人間ですよ

kouyuu (2010/09/06 Mon 11:23:12) pc *.132.204.15

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