ゲイとして生きていく上での心や体の悩みを相談してみよう。ネット上にいる兄貴や弟が相談にのります。
こんにちはー
葬式にあれだけたくさんの方が来て 弔って行きますが
ひとりひとりの心の中で また別のお別れの儀式をしているんだなと
クジラ幕の前で 座りながら このごろ思います
喪主は 故人により近い存在であるにもかかわらず、
自分が頑張らなきゃいけない!って 気を張ってしまう分、
その心のお葬式が 皆よりやや後になるようです
悲しむべき時期が たったひとりなので 分かち合う相手もいなくて
余計に無気力になってしまうんですよね
大切なヒトの死をたくさん経験すると
「そろそろお別れしなくちゃ」って 時期も判ってくるようですが
30歳ですもん 俺たちはこれがほぼ初めてですよね
後輩に、専門学校時代 相思相愛で付き合った彼氏が
交通事故で死んでしまい
以来、気が抜けたままという子がいます
どんな男と出会っても、本気になれず すぐ自然消滅します
たぶん、まだお別れが出来てないんだな、と
かくいう俺も、初恋の男性が数年前亡くなった時
しばらく人生がどうでも良くなったです
仕事場には行くけど ぼーーっとしてます
なにやっても楽しくないんです
気持ちの中身がスカスカなんですよね・・・
彼を惚れた時期も 恨んだ時期もありましたが なんだかんだ、
ヤツの存在が 俺の存在理由だったみたいなところがあったんですねえ
どうやったらお別れできるんだろ?と 考えて
思い切って有休を貰い、旅に出ました
ヤツが生きていた頃を知っている 誰かと 話をしたかったんです
それはヤツが最後に付き合ったヒトや 家族でした
最後に付き合ったというゲイさんは、亡くなった時に俺にわざわざ電話で知らせてくれたヒトで、
「あんたのことを最後まで心配してたよ。助けてあげられる事があれば
よろしく頼むと 言ってました」
と遺言も教えてくれました
いまはそのゲイさんが 墓守をしています
もうひとり、過去に付き合って別れたゲイさんもいたそうで
住所を教えてくれたんで 尋ねたんですが、
彼が死んだ直後に後追い自殺で首を吊ったので 既に故人でした
家族の方は、お兄さんが2人だけ生きてましたが
次男さんは会ってくれませんでした
弟がゲイというのを最後まで受け入れられなかったようです
長男さんは、事故で寝たきりになり 辺鄙な町の 施設にいました
こちらも冷たいもので、
「俺に懺悔にでも来たのか 生きてるうちにやっとくべきだろう」
と厳しかったです
無言に堪えられなくなり、おいとましてドアを閉める瞬間、
「あいつは」
って声がしました
「わがままな弟だったよ。勝手なヤツだった」と。
帰りの船を待つ渡船場で、ようやく涙が出て、ぎゃんぎゃん泣けました
泣きすぎていっこ船を乗り過ごしました(←バカ)
裕太さん、お母さんとお父さんの昔を知っている誰かに
会いにいってみてはどうです?
知らなかった話を聞くことで
空白を埋められるような気がするのです
スキマが埋まったら、大声で泣くなり、
裕太さんのココロのお葬式を しましょう
kouyuu (2010/09/07 Tue 11:56:37) pc *.132.204.15
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