ゲイとして生きていく上での心や体の悩みを相談してみよう。ネット上にいる兄貴や弟が相談にのります。
あなたは、要は、彼のその筋の需要には適っていなかった、というあなたの
推察通りでしょう。そして、それはおそらく、彼のあなたへの誤魔化しの
善意であったと同時に、「彼の仮面」の証左でもある。
つまり、あなたには、あなたに望むメンタルな癒しや励まされを求め、
あなたには全開で出せなかった「知ってしまった性の本音」をそのまま静か
に収めておけない(ふらふらした)彼なのだ、 ということです。
つまり、彼はオーバーな言い方では「多重人格的」ということです。
あなたの前での彼も、その掲示板の彼も、彼なのです。
そして、今の時代の手軽さと(とっかえひっかえ)上塗りの容易さが彼にも
当てはまるまでの彼でしかない、という意味です。
つまり、善良ぶって甘えた彼は時代に流されて(彼の本意におそらくは反し)
軽薄に等しいということになる。あなたに事実上「嘘」をついた。
あなた、問題なのは、あなた自身のことです。
あなたは自分をどう自己分析しているのかは文からは伺えませんが、
激しいセックスが透かし見える野心的男像からは距離があったのかもしれま
せん。あなたの礼儀や善良さが、そのまま彼に反射された結果だったという
ことです。
あなたが抑えた我欲や性の成し方、ないしは、丁寧な彼への質問や尊重が
あなたと彼の本意を阻む(はばむ)壁となってしまったのだということです。
彼がそう言えばいい、という以前に、あなたに合わせた彼だった。
そして、性の本音ではなく、あなたとは生き様で応じる関係性と彼は察知した
のだ、という可能性です。
そんな彼にいえることは、主体性のなさという罪でしょう。
絶えず不安な心を癒されもしたいし、知ってしまった性の深みにもっと嵌り
たいという矛盾を併せ持つ男。
彼は、あなたには、そういう風にされたくないという変な判断があったのか
もしれないけれど、あなたが下手に紳士然に振舞わず、あなたの本心もその
路線であったなら、荒々しく組み敷く本意で行くべきだったと思われる。
あなたの遠慮は彼を構えさせたのだ、ということです。
そして、それを拒まれるのであったなら、それまでの彼でしかない、という
結論になりましょう。
自分に自信の無い、或いは不安が横たわる、実際には現実逃避の男の匂いが
する彼のような気がします。つまり、彼は自分に不満足な頭はあなたにハグ
されて、下半身はそうじゃないという半獣男なのであり、何か焦燥感に苛まれ
た男かもしれない。社交辞令の瞳に漂う危うげな真意を見抜くのがあなたの
今後の課題です。
真理之丞危き瞳 (2010/09/23 Thu 23:46:32) pc *.18.176.53
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