ゲイとして生きていく上での心や体の悩みを相談してみよう。ネット上にいる兄貴や弟が相談にのります。
あなたは今現在抱えている悩みをすべてHIVに関連づけていますが、果たしてそれは正しいのでしょうか?
HIVだから、2度と恋愛できない。
HIVだから、一夜限りのセックスに溺れてしまう。
HIVだから、本当の自分は誰にも見せれない。
それはあなたの思い込みに過ぎません。
HIVでも恋人がいる人はいるし、みんながみんな一夜限りのセックスに明け暮れ、病気を含めた本当の自分を隠して暗闇の中を生きているわけではありません。
まずその認識を改めましょう。
では、そのような人たちとあなたでは、何が決定的に違うのか?
物事を前向きに考える姿勢です。
HIVに感染したことで被るダメージは計り知れないと思いますが、負けちゃダメです!
感染して良かったことを考えろ、というのはムリがありますが、感染してもできることを考えるんです。
恋人とのコンドームなしでのセックスはできないかもしれない。でも恋人を作ることは可能です。
どうしたら、恋人に選んでもらえる人間になれるか。それを考えれば一夜限りのセックスに明け暮れてる場合じゃないことは分かりますよね?
どうせ恋人は一生出来ないんだ、と思うから、実のないセックスにうつつを抜かすんです。
もう少し具体的に話しましょう。
たとえば二人のHIV感染者がいるとします。
A君は愛する恋人に裏切られ、彼が浮気した結果、病気をうつされてしまった。
B君は根っからの淫乱で乱パ大好き。毎週欠かさずどこかのパーティに顔を出し、いつどの相手にうつされたか分からない。
同じHIV感染者でも、印象は全く異なります。おそらくあなたはB君寄りなのでしょう。だとしたら、本当の自分を見せることを躊躇して当たり前です。見せられるようにするにはどうしたらいいか。過度な淫乱生活にピリオドを打つことです。
あなたが好きになった人と恋人になりたいと願い、相手もそう思ってくれたなら、病気をことは当然打ち明けるべきと思いますが、どうして感染したかまで、本当のことを言う必要はないと思います。それで彼が傷つかないで済むのであれば、彼への思いやりなのでは。
病気を打ち明けて破綻してしまったら、彼はそれまでの人だった、と言うことです。悲しいとは思いますが、前向きに受け止めて、HIV感染者であるあなたをまるごと受けいれてくれる人を探しましょう。
最後に、もしあなたがどうしても「大事な人に感染させてしまったら…」という罪悪感に囚われるのであれば、(発展場であなたが一夜を共にする名も知らぬ誰かも、誰かにとってはかけがえのない大事な人なんですけどね!)HIV感染者とつきあう、という選択肢もあります。
こう書くと「陽性は陽性同士やってろ!」的な差別に聞こえてしまうかも知れませんが、その方があなた自身の気が楽なら、それもありですよね。
やりまくれる、ということは、取りあえず外見的に、あなたは魅力的なんだと思います。そして不幸にも病気に感染してしまった人たちもまた、容姿に恵まれているからこそ誘惑が多くてうつってしまった、という側面があります。
中身も見た目に追いつくよう、磨いて下さい。
あなたに素敵な恋人が出来ること、健やかな毎日が送れることを、陰ながら祈っています!
アンディ (2010/09/25 Sat 02:28:37) pc *.139.169.32 メールを送る
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