ゲイとして生きていく上での心や体の悩みを相談してみよう。ネット上にいる兄貴や弟が相談にのります。
こんにちはー
小学校1年生のとき、夏休み明けに母親参観日があって
休み前に各自が植えたアサガオがキレイに咲いたかどうか、ママに見せるっていうイベントがありました
業者から届いた栽培キットには、あらかじめタネが袋詰めされていて
見た目はぜんぶおなじ、黒い粒です
俺はみんなと同じように植えました
ところが登校してみると、
他の子のアサガオはきちんと支柱に巻きついて、上へ上へと伸びているのに
俺のだけは、ツルが鉢からあふれ出さんばかりに地面を這い、ラフレシアみたいになっていて
そこだけ異様な光景でした
もうみんな大笑いです
先生があわてて確認してくれたんですけど
遺伝子的にツルが上へ伸びない欠陥品があるそうで
業者が出荷前にはじいておくはずなのに
手違いで袋詰めしてしまったんだそうです
母親も苦労して仕事を休んできたのに、恥ずかしそうなのを見て
じぶんが悪いわけでもないのに申し訳ない気持ちで泣きそうだったのを覚えています
20代のはじめ、運命の人はコイツだ!と選んだ男性を
きちんと自分の手で努力して手に入れて、30代手前まで一緒に暮らしていました
もちろん今ならもっと上手くやれたでしょうが、そのときはその時なりに全力で駆け抜けましたです
別れの理由は、彼が『やっぱり結婚したい』と決めたからです
俺との生活に不満があったわけじゃないと言われました
ツルが上へ伸びないことは彼も承知でしたし、それでも共に何年も頑張ってきたんですから
まだ若かったからでしょうかね?
30代間近というお年頃が彼を不安にさせたのかなぁ
そんな彼にどうしてあげる事も出来なかったです
じぶんで決めてサヨナラしたのに
おめでとうと言いながら
こっそり聞こえないように座り込んで泣くしか出来ませんでした
俺だけが
学校のベランダにひとり取り残されたようで
でき損ないみたいで
土ごと捨ててしまおうと何度も考えました
普通のタネを植えれば、そのほうが幸せになれるんじゃないか?
いまならまだ、残された時間も、あるんじゃないかってねえ
いまもずっと考えています
でもあのアサガオに
よくやった!
こんなにきれいに咲いたじゃんな!
って誰が言ってあげました?
>女性と最終的に結婚することが自然なのではないか
>不思議な解放感に包まれています
繰り返して反古に埋まって
そこから首をズボッ!!っと突き出したら
みんな同じ気持ちなのでしょう
でも、決心がつかないのです
あれからまだ、
でき損ないの この馬鹿アサガオを見捨てていけずにいます
kouyuu (2010/10/02 Sat 11:33:00) pc *.98.43.130 メールを送る
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