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No.7710 叶わぬ恋３０年

苦しくて毎日を過ごしております。
皆様にこの苦しさをお伝えしたく筆を取った次第でございます。
わたくしは１６歳の時から日本舞踊のお師匠先生の下でご指導を
受けて参りました。３年間は内弟子でございます。
その後、名取のお免状もいただき今ではわたくしにも
お弟子さんが増えて参りました。

月に１度はお師匠先生のご指導を受けて４月の会ではお師匠先生と
春の舞を踊らせていただきます。

お師匠先生にご指導いただいてから３０年余が過ぎ
わたくしは中年にお師匠先生は初老になり月日の早さを感じております。

この３０年間
ずっとわたくしはお師匠先生のことを思い続けて参りました。
誰にも打ち明けられずずっと心の内に秘めてきたのでございます。

あるお稽古の時、
お着物の裾をわざと乱しておりました。
恥ずかしながらお師匠先生を誘惑したつもりでございます。
お師匠先生はきちんと着物の裾を直しなさいと冷たく言われました。

わたくしの気持ちなどさっぱり酌んではいただけないのでございます。

叶わぬ恋に心も身も焦がして辛い毎日でございます。
奥様の元で幸せにお暮らしになるお師匠先生にこのわたくしの気持ちを
春の舞とともにお届けしたいのでございます。

もう時間もございません。
初老のお師匠先生に今後
どのように接すればよいのかご教授くださいませ。

春の舞 (2010/01/19 Tue 10:46:08) pc *.15.109.40

お困り度: 冷や汗