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No.8434 Re: 妖怪だって愛はあるのよ

アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」より

鬼太郎の元に一人の高校生がやってくる。
一流会社の社長の息子で「毎晩父親の元へ大きな蛇がやってきて
父親を苦しめてる、助けてください」とお願いする。
鬼太郎は高校生の父親に話を聞きに行く。
父親は元復員兵で、戦地から日本に戻った時には
家も家族も友達も焼き尽くされていて絶望した。
当ても無く山中を彷徨っていた時、荒れ果てた祠を見つけて
その中に祭ってある水晶玉を手にとった。
すると水晶玉は彼のへそにくっついたまま取れなくなった。
それ以後、彼のやることなす事全てとんとん拍子で幸運に恵まれ
一代で大企業の社長にまでなった。
妻には先立たれたが、立派な息子にも恵まれた。
そんなある夜、突然大蛇が部屋にやってきた。
あの祠の守り神である大蛇は
「お前が使い果たした水晶玉の幸運を返せ」と言う。
「万人に少しずつ与えられる幸運をお前は一人で使い切ってしまった、
幸運から生まれた会社、財産、全てを無に戻して水晶玉を復活させろ」
父親は言う
「お金や会社は失っても惜しくありません、でも、
大勢の従業員が職を失い路頭に迷うのだけは避けたいのです、
他に方法はありませんか?」
大蛇「それならお前の息子を水晶玉に変えろ、
息子の今後の命と将来を水晶玉の幸運として新たに誕生させろ」
父親は究極の二者択一を迫られ、悩んでいた。

  大蛇の言うことももっともだけど
従業員も息子も救うためには
力ずくで大蛇を倒すしかないと考えた鬼太郎と目玉オヤジは
祠に出向いて大蛇との決闘が始まる
鬼太郎と仲間達の攻撃を受けて大蛇は絶命寸前に。
その時息子が叫ぶ
「もうやめて、こんなの間違ってる」そして父親に言う
「ぼくは水晶玉になります」
息子の固い決心を、もはや父親も鬼太郎も変える事は出来なかった。
泣き崩れる父親、無力感いっぱいの鬼太郎達、そして
水晶玉になるために自ら大蛇のとぐろの中へ入る息子。
薄れゆく意識の中で息子はたくさんの人に少しづつ幸運としてもたらされる
自分の姿を想像してたりした
そうしてるうちにもその体は、キラキラ輝く小さな丸い水晶玉へと
変化を遂げていった

ゲゲゲの鬼太郎 大蛇(水晶玉になった息子) (2010/01/21 Thu 08:29:45) pc *.151.196.135


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